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子どもたちが大人を襲い、殺害していくのを目撃ドキュン。
ぎゃー、殺らなきゃ殺られるけど、
子供相手に大人気ない事はできねぇ…!
こちらが「ザ・チャイルド」のリメイク版の方です!
間違えて借りた(間違えねーよ普通)、
ザ・チャイルド:悪魔の起源 の方はアレでしたが、
こっちは期待してたのに…、
タルい…タルいんじゃよ~~!!
スペイン語がペラペーラの旦那と一緒に離島にバケーションに来た妊娠7ヶ月の嫁。
ところが島には、大人の姿が見えません。
なんでじゃろ~なんでじゃろ~?と不思議に思って島を探索してる旦那は、
なんと子どもたちが大人を惨殺している所を発見!
(ここに至るまでが結構長い…)
その頃妻の方は、島の女の子にお腹をナデナデされてました。
ちょっと不快感を表す妻ですが、
大人なので笑顔です。
女の子が立ち去ったら旦那が帰ってきます。
「えらいこっちゃ!なんのこっちゃ!cha-cha-chaグーグーガンモ!!」(言うてません)
「大人死んでるー!」
島の生き残りの大人が、
「昨日の夜島の子どもたちが一斉に決起して大人を殺し始めたのじゃよ~。
しかし大人に何が出来る?
子供を手にかけられますか?」
と夫婦に問います。
この人も結局我が子に殺されるのですが…。
そんな悠長な話をしている間にも、大人は惨殺されていきますのよ。
旦那が発見した遺体は、
顎が引き裂かれ腹が割かれてる、ゴアゴアなものでした。
こりゃー、まずいぜ。
夫婦は、迫り来る子どもたちから逃げるのですが、
子供は追いかけてきます。
籠城した夫婦!
そんな夫婦を狙うスナイパー・コドモ!
気づいた旦那はそのスナイパー・コドモを射殺。
「子供殺した!子供殺しちゃったー!」
狂乱する妻。
旦那も、∑(゚Д゚)ガーン、ウワァ、オレ、子供殺しちゃったよ!!って感じ。
そして妻のお腹の中にいたベイビィも反乱。
胎児のせいで妻は大出血を起こし死亡してしまいます。
「クソガァァァァーーー!よくも妻と子を!!
ヾ(*`Д´*)ノ"ユルスマジ」
となった旦那は、妻の遺体を荼毘に付し、
銃で子どもたちを射殺。
島から脱出するため船着場に停泊させているボートを目指して走ります。
追いかけてくる子どもたちを、
ちぎっては投げちぎっては投げ!
容赦なしにボコボコにしますが、丁度やってきた海上警察の方に、
「おっ、子供殺してる非道な奴がいるであります!」
と狙撃されてしまいます。
なんでやねーん!と言いながら死にゆく旦那の心の声が聞こえてきそうです。
海上警察の方が「チミたち、怪我はないかネ?」と訊いてたら、
後ろからズドンと殺られました。
子どもたちは海上警察の船を奪い、本土に向けて出発します。
「私も一緒に連れて行って…」
「戻ってくるから待ってな」
子どもたちは、本土にその魔の手を伸ばそうとしているのでした…。
おしまい。
でも本土にいけば、
子供だからと油断する大人ばかりじゃないし、
子供相手にマジになる大人もいるから、
チミたちはきっとすぐにぶっ殺されることになると思うの。
自分の子供には手出しできなくても、
他人の子供なんかどうなってもええんちゃうん?と思う大人って、
結構大勢いるものなのよ…ふぅ。
子どもたちが殺した人たちの遺体を使ってアクセサリーを作ったり、
眼球を転がしてたり、
切断した頭部で遊んでたり…というシーンがちょっとありますが、
グロさは大したことないです。
本気で戦ったら絶対大人のほうが強いんだけど、
子供に手を出す大人はサイテーじゃないのよさ!と言う倫理観が、
この作品を後味の悪いものにしております。
愛する妻と子を殺された主人公が、
ぶちきれて子供といえど容赦するけぇ!と本気で殺戮していくところを、
不快と思うか、まぁそらしゃーないわなぁ…と思うかで、
評価も分かれそうです。
ただ、テンポが悪い。
もうちょっとテンポアップして緊迫感を持たせて欲しかったなぁ。
このお腹!わしゃ臨月かと思ったよ…。
かなり期待してただけに、がっかり感もちょっとあったりして。←コソッ
元の映画、観たはずなんですが、
すっかり忘却の彼方に行ってました。
だから新鮮な気分で観られましたわ!
わーい、呆けってこういう時いいよね!負け惜しみ( ;∀;)
ところでこの「子供」の年齢はいくつくらいまでなんじゃろかしら?
ローティーンまで?
子供を殺すなんて、ものすごい罪悪感とか嫌悪感が来ちゃうじゃないですか。
主人公も妻と自分の命を守るためにやむなくスナイパーを殺しますけど、
この時の心情は、
ああ、オレもう人非人…てか鬼畜?
だったのに、
後半は、罪悪感より憎悪が勝っちゃってて、
その辺の心の動きとかは面白かったです。
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観る人をもっとイヤンな気持ちにさせちゃっても良かったのに…。
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