わざわざ遅い電車を選択し、
座って移動♪
うーん、快適ヽ(゚∀゚)ノ
おぅ、いぇー♪
あはーん♪
テクノポリス♪
全然関係なーい♪
なんてくつろいでたら
生後間もない赤ちゃんを抱いたママさんが乗ってきて
目の前に立っておられる。
お、おう。
すぐ隣に優先席ゾーンがあるじゃないか。
そっちに行ってくれれば良いものの、
えー
だって自分は座りたかったから
この電車にしたのに・・・
【ここまで2秒】
でもこの状況になった以上、
譲る
の一択。
ならば!!
気持ちよく、格好良く譲るべき。
どうせ譲るんだ。
100点満点の譲り方をしよう!
【ここまで1秒】
立ち上がって跪いて、椅子をさっさと手ではらい、
「どうぞ。」(笑顔)
ダメだ。
下手すりゃ捕まる。
いや、殺される。
赤ちゃんも泣き出すレベル。
普通でいい。
普通でいいんだ。
【ここまで1秒】
笑顔は正解。素晴らしい。
これは採用!
問題はことばだ!
何て言おう?
「あなたの席、取っておきましたよ(^^)」
気持ち悪い。
ひたすらに気持ちが悪い。
こんなのはイケメン種族にしか許されない。
自分がやろうものなら、
ママも赤ちゃんも嗚咽が止まらないこと請け合い。
【ここまで1秒】
ダメだ、時間が無駄になっている。
ならば・・・
「座りますか?」
うん、普通でよい。
だが待て。
譲ると決めたのに
「座りますか?」は変だろ。
相手に委ねてどうする。
イタリア人ならそんなことはしない。
黙って座らせるはずだ。
そうだ!!
「座ってください(^^)」
これだ!!
気持ち悪くないし、
相手も迷わず気持ち良く座れる。
【計6秒経過】
マコチン、起立!
スマイル!
「座ってください(^^)」
っしゃーーー!!!
ママさん「あー、すいません!ありがとうございます。」
うぉっしゃーーーーーー!!!
ママさん我が子に「よかったね、優しいお兄さんいて♪」
いいえ、おじさんです。
変に気遣って欲しくないので、
マコチン次の駅で下りて隣の車両に移動。
うーん、ジェントルマン。
オレ、ジェントルマン。
こうやってブログに綴ってなければ本当のジェントルマン。
綴っちゃったから似非ジェントルマン。
いいのさ。これでいいんだ。
お前はわかってくれるだろ、金太郎♪
金太郎「Zzz...」