(経過報告)
5/22朝、追記しました。
5/21朝、追記しました。
5/20朝、追記しました。
100kmマラッシュ、無事に踏破したのですが、絶賛休養中。
負傷箇所が多すぎて、経過を整理する為に、まずは負傷履歴からまとめてみようと思います。
こちらゴール風景。
土砂降りの中、笑顔でゴールを祝ってくれているボランティアの皆様。
前回は着替え後の写真を乗せましたが、到着直後はこんなにずぶ濡れでした。
満身創痍とはこのことか。
(以下経緯です)
まず、今回の休憩箇所は下記6ヶ所。
11:20 ウェーブ5スタート
スタート前に、私の弱点である、右親指と念の為ひだり親指にもテーピングを施す。周りは皆指一本一本にテーピングを施しておりました。
その後順調に進むが、左母指球の辺りが痛い。メレルは左母指球のフィットの相性が悪いのか。最初のエイドでテーピングを決意する。
13:20 12km付近 Wasserstation
スタートからちょうど2時間で最初のエイド。
このようにテーピングを施す。
このエイド出発直後から、左臀部から腿裏にかけて神経痛のようなものか。
おそらく坐骨神経かな。
いつもと違って、35リットル7.5kg荷物が、仙骨や腰辺りを圧迫して痛いのです。
7.5kgとか日帰り登山の平均的な重量だと思うのですが(平均5-10kg)、ハイカーって大変なのねと思いながら進む。
コースは想像以上にオフロードで、というかほとんどオフロードで、MERRELLの選択大正解。
メレルの履き心地は抜群なのですが、オフロードでガシガシ指が当たるのか、外側、特に小指が痛い。これは小指もテーピングが必要だと次で準備する。
16:00頃 24km VP1
2つ目のエイドに到着
ここで両小指のテーピングと、母指球はテーピングが剥がれかけていたので、貼り付く包帯で更にぐるぐる巻きに固定する。
この処置がかなり功を奏し、以降最後まで足裏が持つ。(痛かったけれども)
この後、魔の30km区間突入。
看板と同時にこの急坂。そう山登りであります。
今回のコース、殆ど高低差ないと思っていたのに、以降38km過ぎまで、グリューネヴァルトにて、思いっきり日本の山登りを体験させられる。
マジで靴メレルで良かった!これはランニングシューズ、アルトラとかで来たら死んでました。他に適合は、テラカイガー位か。
そう思うと、今回買うべきシューズは、『ヴィア・オリンパス』ではなく、『ローンピーク』が正解だった気がします。
こんなトレイル聞いてないよー。
この辺りから右膝に違和感が出始める。
20:00頃 40km VP2
麓に降りてきて満身創痍。
靴は砂まみれで化石化し、足と一体化。テーピングと靴下も一体化。意を決して靴を脱ぎ、はたいて砂埃を落とし、靴下も、同様に。
靴下を履き替えるか2重で履こうかと思いましたが、あまりの靴や足の汚さに、履き替えても意味がない、汚い靴下の上に綺麗な靴下重ねたくないと、元の靴下のみ履く。
コロンビアのメリルウールのハイキング靴下は優秀で、蒸れなく快適だし、砂埃もはたいて綺麗になるし、厚手クッションが硬いメリルのアッパーから靴擦れを防いでくれて、滅茶苦茶素晴らしい。
幸いテーピング具合は良さげなので、以降手を加えず、そのままゴールまで乗り切る。
以降、右膝の違和感と左坐骨の違和感の引きずりながら、時速5km/h→4km/hに落としてゆっくり進む。
そろそろ夜間準備をと、まだ暑かったですが、ウインドブレーカーを着て、電気類をポケットに忍ばせる。
ナイキトレイルのウインドブレーカー、これも今回大正解でした。レイヤリングはやはり薄い素材の重ね着が調整しやすくてイイね!
22:30頃
街中は皆ルートが分からないから、同じようなペース帯で団体になってチーム戦になってくる。
皆ハイテンションでるんるん。私も何故かハイテンションで、この頃から謎の鼻歌歌いながらルンルン歩き出す。で、50km、半分達成しました。
23:00頃 ブランデンブルク門
夜間のブランデンブルク門も綺麗ね。マラッシュで毎回ここを訪れている気がします。
0:15頃 60km VP3
(写真ももうお疲れ気味。。)
山歩きからのベルリンの首都抜けてのエイドまでの道のり長すぎた。
足は靴と靴下が一体化していたので、脱がずに放置。ここで初めてエイド食に手を出す。
(それまでは持参のお弁当を食べていた)
夜間のソーセージ入りコンソメスープ、滅茶苦茶沁みた。
この頃から内臓具合が悪く、唯一の温かい飲み物であるコーヒーが飲めなくなる。オヤツのパイもまだ残っておりましたが食べられず。
なのでコンソメスープは本当に救われました。
ここではナイキ・ウインドブレーカーの下にジャージの上を着て、温かくすることにしました。
3:15頃 70km VP4
もう足がカクカクで動かない。
あまりの脚の状況に、深夜2時ごろから日本語でブツブツ囁やきながら進む気味の悪い女と化す。
ここではコンソメで煮たクスクスを頂く。
これから夜明けにかけて一番寒いので、ここでジャージズボンをキュロットの下に履き、手袋を装着して進む。
これも大正解。特に常にマラソン中手が浮腫む私にとって、手袋は救世主。これから暖かい時期でも薄い手袋を常に身につけたいと思いました。
次のエイドは85km。到着予定は7:30頃。長丁場であります。
エイド出発歩き始めは、足裏が全て痛くカクカク歩きで、あぁ足裏痛かったのだと思い出します。しばらくすると麻痺するのか痛みを感じなくなるのですけれどもね。
これは私だけでなく皆さんそうです。「歩き始めがキツイのよねー」とカクカク歩きの集団で出発しました。
5:00 夜明け
なんとかまだ時速4km/hを保っているけれども、もう右膝痛くて限界だよ。一方で左は荷物の重さ慣れたのか、多少マシになる。
夜間殆ど食べられなかったので、お腹ペコペコじゃーとエイドで貰ったバナナを道中食べ始めると、皆お腹が空いていると気付いたのか、周りが一斉にバナナを食べだす。
この頃から周りの皆が時速4km/hを保つのが難しくなってきていて、辛うじて保っていた私が何度も先頭に立つ羽目に。
先頭はルート確認しないといけないから嫌なんだよー。
実は朝6時頃からトイレに行きたくて、エイドの旗見つけて、倒れ込むように駆け込みました。
7:15 85km VP5
朝食はミルヒライス(みるく粥)
私は苦手なのでパスして、チーズサンドイッチときゅうりと、お弁当の残り物のパイをコーヒーで無理やり流す。
これが悪かったのか、以降最後まで内臓の気持ち悪さと戦うことに。やはりコーヒーは敬遠するべきだった。
そして膝や坐骨辺り腿裏やら、消炎軟膏ヌリヌリして、カクカク歩きで出発するも、右膝が猛烈に痛い。
ヤバいとエイド出てすぐ立ち止まり、応急処置。
(服は、このエイドでジャージ上下を脱ぎ、ウインドブレーカーのみとなりました)
こんな雑なテーピングでも幾分かマシになりました。
こんなことなら、エイドの救急で膝のテーピングしてもらえばよかった。
歩いている最中は痛み半ば麻痺していて本当の状況が分からないのですよね。
残り15km、時速4km/hなら、4時間あれば到着出来る距離なのに、もう時速4kmも難しくなってしまった。
そしてこんな膝が痛い時に限って、ルートは森の砂浜ルート。
胃は気持ち悪いし、もう限界じゃーとぶつぶつ文句を言いながらもゆっくり歩みを進める。
11:00 96km
通常なら後1時間で余裕で着く距離なのに、後4km長い。12:30ごろゴール目指したいなとゆっくり進む。
因みにゴールのオープン時間は14:30までなので、この時間までに踏破できればメダルは貰えます。時間は余裕で24時間超えますが!
11:30 97km付近
ここに来て再び左坐骨痛っぽい痛みが。
右膝と左坐骨、そして気持ち悪い内臓と闘いながら、時速3km/hと超スローペースで進む。
10時位から小雨が降り始めて、ポンチョを着ては脱いでを繰り返す。
12:00 99km地点
雨が本格的に降り出す。
後もうちょっとなのに、もうヤダ。
因みに上記はファーウェイの記録で、実際はかなり遠回りをして、102km歩かされました。
この新宮殿まで観光名所巡って歩く遠回りが不快じゃ。
12:30 102km
土砂降りの中、新宮殿到着。
アーチをクグッたらゴールはすぐそこ。
雨宿り先で携帯だし、最後の撮影&ゴール。
こうして25時間13分の旅は幕を終えたのでした。
ゴール後はもう歩くのが困難で、夫のお迎え待ち。開催地が地元で送迎してもらえる場所で本当に良かったです。
でなければ、死んでました。
24時間闘った、化石化した靴がこちら。
コロンビアの靴下も頑張りました。
ここから更に汚いので、閲覧注意。
靴下脱いだボロボロの足。
テーピングに血が染み込むこともなく、24km以降弄っていない割には綺麗です。
踵は砂埃で泥だらけ
恐る恐るテーピングを取ると、母指球裏には、壮大な血豆が。
ギャー。
すぐさまシャワー浴びて綺麗にして、穴を開け、コンプレッションつきの包帯でぐるぐる巻にしました。
そしてシャワー後はというと、右は殆どダメージがないのに対し、左脚がおかしい。動かない。
血豆のせいなのか?
いや違う。
おそらく97kmの坐骨神経痛かと思ったのは、本当は肉離れでも起こしたのかと思うほど痛い。足が動かない。
と言うことで、
現在左膝裏から腿にかけて、徹底的にアイシングをしております。
ゴールしたときは、とにかく右膝ヤバいとしか思っていなかったので、まさか重症はひだり膝裏及び、母指球だとは露にも思いませんでした。
よく、こんな血豆抱えて、平気で歩いていたな!
ということで、経過観察中でございます。
アイシングで幾分マシになって、歩けるようになればよいのですが。
経過は、引き続き、こちらの記事に重ねて投稿したいと思います。
5/20 朝追記
朝起きたら、左だけでなく右の臀部もピキピキしている。右鼠径部もピクピク。両足坐骨とかヤメテ。
左は膝が90度以上曲がらないが、歩行はなんとか出来そう。まぁ痛いこと。
重い荷物の腰への影響力がダメージ甚大過ぎて恐ろしい。
幸いだったのは、リュックの性能が素晴らしくて、肩へ上手く荷重バランスが乗っていたこと。
お陰で肩も確かにじんわりしておりますが、深刻に痛いという程のダメージはありませんでした。
私は頚椎ヘルニアですし、リュックの質が悪いと少し歩いただけですぐ肩痛くなるので、これは本当に良かったです。
一方で、今回筋肉疲労はあまり感じない。
足の内転筋群やふくらはぎも正常。歩き方が上達したのか、単に歩行スピードがトロすぎてダメージ出なかったのか、はたまた2-3日後に纏めてやってくるのか。
実はあれだけ痛かった右膝も、帰宅後はノーダメージ。
右膝は30km以降、馴れない山の下りで痛めたのですが、今思えば平地に戻った後の矯正方法が悪かった。私は左はオーバープロネーションでニーイン気味で気をつけているのですが、右膝も同様の処置をしてしまったのです。
つまり、内側面からの接地を意識して外に蹴り出す意識で歩く。
私は骨盤が右に傾いているので、実際は
左:オーバープロネーション(X脚気味)
右:サピネーション(O脚気味)
※サピネーションはアンダープロネーションとも呼びます
だったのです。
たまに左に傾いている時もありますが、今回は徹底的に、『右』でした。身体が自動的に右に倒れてくーって感じ。
こういうのも、ランニング時は腰高保って、身体の上部でバランスを整えられるのですが、今回は荷物が重すぎて常に腰が落ちていて、下部でしかバランスを整える事が出来なかったのです。
この過ちに気づいたのが、90km過ぎてから。
そうか、右足は逆に外側から内へ押し出す意識で蹴らなければならないと分かってから、平地アスファルトでの痛みは格段に軽減、無痛の時も増えました。
森の砂地は相変わらず厳しかったけれども。
右に骨盤が傾いているのですから、左に押し戻さなくてはなりません!
膝の痛みの発生原因は、身体の歪み。
自分の身体がどのように歪み、どのようなフォームで動かしていてと、問題点が分かれば、自分で解決出来るのです!
まぁ右膝が軽症で本当に良かったです。
5/21朝追記
昨日は結局、1日中左足裏をアイシングして横になっておりました。左膝裏以外は、身体的に元気でしたが、よく寝れたので疲れてはいた模様。夜には膝裏にクッション無くても耐えられるレベルまで回復。(ようやくクッション無しで足が真っ直ぐ伸ばせるようになる)
もう完全なる肉離れ。医者にいかなくても分かる、唯の筋肉疲労では済まない痛みと異変。
翌朝、左膝は大分曲がるようになりました。後1日休めば大分回復するだろうと、引き続きアイシングして横になることに。一応48時間はRICE処理期間ですし、それは守ろうと思います。
そろそろ大会レポを纏めたいのですが、今回ファーウェイのデータがバグっている事が判明。
時計に心拍データなどの記録はちゃんと残っているのですが、アプリから詳細データにアクセス出来ない。
日をまたいでのデータに、混乱してしまったのか?
えー、今回区間データ見れないの?エイドで何分休憩したとか前半から後半のペース変化とか分からないじゃないか!
到着時間から推測してレポをまとめなければ行けないのがしんどい。もう今回は道中写真ギャラリーぐらいしか掲載できなさそう。
これからは、日をまたぐ計測は、またぐ前に計測ストップしようと決意しました。
5/22朝追記
左膝裏は昨日午後からみるみる回復し、今朝起きたら、再び屈伸、ヤンキー座りが出来るようになりました。
その代わりに、左臀部がまだピリピリ痛い。
臀部のアイシング怠っていたなと、朝起きてアイシング。
臀部以外は、身体の調子がすこぶる良いので、今日からウォーキングのリハビリでも開始したいと思う。