100kmウォークの靴まだまだ悩み中 | まこBlog in ドイツ

100kmウォークの靴まだまだ悩み中

今日も清々しい爽やかな朝です。



爺ちゃんの形見のニワトリ達も、元気に駆け回っております。

一応周りの住人達でこの納屋の戸開けてニワトリ開放して餌やりをしております。よく卵産んでくれるいい子たちです。


さて、本日もフルマラソンPB更新(サブ4.5)メニューのお題をこなすべく、ランニングへ。

私は週末の100kmマラッシュの靴選考に、まだ悩んでおりまして、悩んだ結果、こちらを履いてみました。


ナイキ・インフィニティラン・フライニット3

レース初体験となった、去年のベルリンハーフを共に走った靴で、当時8km以上走ると足裏の痛みに悩まされて中々距離が伸ばせなかった時に救世主となった、思い入れのある靴です。

当時、ランニングシューズのサイズの選び方が分からなくて、ジャストサイズで購入してしまったのと、左くるぶしのプロネーションの問題が出ると言うことで、惜しくも仕事シューズとして勇退させておりました。

しかし仕事シューズとして使ううちに、ソールやアッパー具合がいい感じに緩く馴染んで来たのか、靴のキツさを感じることもなく、快適になってきたのですよね。

これは今なら快適に長距離のお供が出来るのでは?

そう思ったのです。

懸念はドロップ9mmという高さにプラスしてのロッカー構造。そしてナイキ靴特有の中足部のミッドソールの薄さ。

果たしてどうなることやらと思いながら、ランニングへGO!

履き心地は相変わらず優しくて、スピードは出ないけれども、走り始めの感触は良好。足関節周りの具合も良くて、長時間経てば経つほど、威力を発揮しそうな靴であります。

そしてフライニットのアッパーが素晴らしい。

優しいフィット感で、でも蒸れる訳でなく、濡れても重くなることもなく、そこそこ快適に走り続けられますし、とっても良いのではないでしょうか?

今日も相変わらず、お題は40分前後のジョグにウインドスプリントですが、私的に審査の対象なるのは、ラン後のダウンウォーク2km。

走って少しだけ疲労した脚で歩くとどんな反応や感覚を感じるかが、とっても大事。

そしてウォーク。

うーん、やはり中足部がうっすら痛い。やはりソールが薄いのであります。

でもこの1年で歩きながらフォームを整えたりする技術は身についたし、プロネーションの問題はこの靴で出なくなりましたし、なんとかなるレベルかなとも思ったり。

そして、意外だったのが、足が前方に滑る。そして若干ふくらはぎが疲れる。

フライニットで優しく保護されているので、歩き程度なら滑っても支障はないかもしれませんが、やっぱり足先にもう少しゆとりが欲しいかな。滑らないようにヒールロックで靴紐結ぶのも面倒だな。

やっぱりどの靴も一長一短で選ぶのが難しいな。

そんなことを思いながら、ランニングを終えました。


その後、諦めきれなくて、もう一度アルトラ・ヴィアオリンパス(左の靴)で2km程度の追いウォーキングを実施。


そうすると、厚底で中足部が厚く、指先も快適なので、足裏はとても心地よい。

しかし前回同様、早々に左くるぶしが痛くなってプロネーションの問題が出る。

そして何故か膝から上、鼠径部辺りまで、バウンズしている振動を骨で感じる。

最近よく

『厚底シューズで股関節痛が増えている』

と耳にしますが、厚底だと従来障害の出やすかった下肢ではなく、股関節に障害が出やすいというのは、こういうことなのかなと、うっすら思いました。

このアルトラ・ヴィア・オリンパスも下肢はとっても快適なのです。ゼロドロップだし、厚底で足裏守られるし、膝下のふくらはぎや脛は全然平気。

アルトラのソールもきめ細かいタイプなので、履いていくうちに馴染んでプロネーションの問題も起こさなくなるかもしれないし、股関節や膝上への衝撃や弛みも、走りながら筋肉を鍛えていく中で、ブレずに快適に走ったり歩いたり出来るようになるのかも知れませんが、週末のマラッシュには間に合わない。

と言うことで、今回でアルトラは完全に候補から外す決断が出来ました。

本命シューズでお高い値段で購入したのですが、合わないものは仕方がない。

その後プロペルでも試し歩きして、やっぱり蒸れるし、これならインフィニティランの方がいいかなとかぐるぐる考えて、最後に試し履きしたのがこちら。


アディダス アディゼロ・ボストン11

私の愛用のジョグシューズ。

インフィニティランで抱えていた足首プロネーションや足裏痛から全て解放してくれて、30km以上LSD出来るようになったのは、間違いなくこの靴のおかげです。

この靴下の特徴は、ソールが固い。アッパーも固い。なので足がぶれない。関節周りのハマり具合も良好。

中足部は柔らかめのミッドソールが多めに配分されているので、足裏も快適。

懸念点は、あまりにカチコチ過ぎて所々隙間から小石が入り放題なのと、固さ故の50km以降の足の窮屈さ。

これがちょっとネックで、何しろマラッシュはかなりの割合でオフロードがありまして、アッパーもソールも固いボストン11は、正直少しキツイのであります。

でも、これだけ試し履きして最後に履いて、やっぱり一番しっくり来ているのもボストン11なのも確か。

因みに、ボストン12は適度に柔らかい分、残念ながらウォーク向きではありません。なにより柔らかアッパーでシワが寄って、毎回ひだり母指球が血まみれなるので、長距離ウォークでは論外です。

結局、どれにするのー。


猫も呆れる、このシューズ選び。

果たして、当日履くシューズはどれになるのか?

おまけで、インフィニティランの走行結果も乗せておきます。




ゆっくり走るのにはいい靴です!



ウインドスプリントもこの靴だとゆったり気味。

下記データでは、一応ペースもケイデンスもそれなりに上がっているみたいですが、やはりインフィニティランはジョグシューズであり、レースシューズではありませんね。






以上、本日の有酸素持久力ランでした。