雪中LSDで足の具合を確認する | まこBlog in ドイツ

雪中LSDで足の具合を確認する

前回のブログで予言した通り、その後雪に見舞われ、銀世界となったドイツ。


昨日はあまりの雪の深さに、ランオフして買い物ウォーキングしましたが、連勤明けの快晴となった本日は、60分以上走るLSDに挑戦したい。


60分以上LSDは、捻挫後、ずっと渇望していたランニング。光り輝く雪景色がさぞ綺麗だろうと胸を膨らませます。


久々にランニングリュックにハイドレーションを背負って、意気込みだけは充分。


昨日の雪中ウォークで足を取られて足首が微妙に痛かったので、念の為ザムストのサポーターをつけて、GORE-TEXのペガサストレイルを履いて、いざ出発。


ペガトレちゃん、GORE-TEXなので濡れないのは良いのですが、ロードでも違和感なく走れる仕様の為、ラグが浅くて滑ります。

これならMERRELLのトレッキングシューズの方が断然安定性があって良かったと思いましたが、後の祭り。

8'30"_9'30"/kmの超スローペースで、足元に気をつけながら、ゆっくりランニングをします。


アウトバーン(高速道路)、ベルリン環状線に来ました。

ここの高速降り口は、Autohofという、道の駅的な施設が立ち並んでおりますので、トイレ休憩も出来るし、軽食も買えるし、バーガーキングまでありますし、長距離ランの貴重なエイドとして重宝しております。

日本だと頻繁にあるトイレスポットですが、ドイツではなかなかありませんので!

1時間ちょっと走り約7km地点、ミューレン湖中間地点にある、風車までやってきました。


もう少し北上して、ミューレン高速北端から湖畔沿いを南北に抜ける風光明媚な景色を堪能する予定です。

湖畔到着がちょうど1時間半程経過で8km地点。

サポーターしていた足首は、アーチが高くなって接地は安定感があって良いのですが、いつもよりハイアーチ気味なのか、支えられている土踏まずの部分が痛くなってきました。

8kmっていつも私が足の不具合を感じ始める距離。

取り敢えず予定の60分超えて、90分間LSDを続けたのだから十分であろうと思い、湖畔道路は歩きに徹することとしました。


凍った湖の植に積もる雪と、光り輝く湖面の景色が、なんとも幻想的で美しい。


ここの所、ずっと雨か雪が続いているからか、凍結で湖面が膨張しているのか、いつもより随分水面が高いです。


湖畔沿いは街中より寒くて、道路もガリガリアイスバーンでしたので、どっちみち走るのは厳しかったのかも。


湖面にかかる橋も、湖面と橋の高さが殆ど一緒。


歩いているうちに物凄く寒くなってきて、走り始めて初めて立ち止まってタンブラーのコーヒーを飲みますが、焼石に水でした。


身体がどんどん寒くなるし、これはまた走らなくては、身体が凍ってしまいます!

そして歩き始めて感じたのは、右ふくらはぎの違和感。

恐らく、路面が滑って足が後ろに引っ張られて真下着地がズレてきた為に、普段痛めないふくらはぎに負担がかかったように推測します。

路面凍結はこういうリスクもあるのだと学びました。

ちょうど2km歩いた所で湖畔抜けたので、再度LSD開始。


2時間過ぎて、ようやく調子が出てきて、このまま30km40kmと永遠に走りたいなと思いましたが、無理は禁物。

3時間でお家に帰れそうな算段が出来ましたので、17kmまで走り、残り1kmをダウンウォークで時間調整して、ちょっきり3時間でLSDを終えようとしましたが、10分速く到着してしまい、2時間50分でランニングを終えました。

記録が途絶えておりますが、歩いた区間は、10.11.18km区間。後は全く止まらずにLSDを敢行しております。



黄色ラインのケイデンスを見れば、LSD区間のケイデンス180以上とは明らかに違うので、歩いているのが明白ですね。


表でケイデンスを見たらこんな感じ。


ともあれ、60分以上、累計約120分15kmのLSDを実行出来たのは、大きな成果です。

この調子なら、少なくとも4月ベルリンハーフマラソンの完走は、スタミナ的には問題なさそうです。

足首の耐久問題については、サポーター有り無しで、じっくり検証を重ね、自分にとっての最適解を模索したいと思います。

時間経過毎の良いデータが取れました。

で、LSD実行出来たのは良いのですが、長距離LSDをすると何故か毎回VO2Maxを下げるファーウェイ。



ファーウェイ的に、9'30"/kmのとろとろランは気に入らないらしい。

私のVO2Maxは、また31に戻ってしまいましたよ!

やっぱりこんな数字、当てに出来ないわ!!!

心拍低いLSDでリカバリー時間が短いのだけが幸い。

実際全然ダメージありませんし、疲れておりません。

笑顔で終われるニコニコペースランでした!

以上、雪中LSD記録でした。