ノルディックウォーキングに挑戦 | まこBlog in ドイツ

ノルディックウォーキングに挑戦

只今、ランニングフォーム研究中でして、


・足裏重心移動

・身体の歪み(左に傾く)


を改善したいと思っております。


足裏に関しては、裸足ランで掴んだ『足を置く』感覚の磨き方を探求した結果、ナンバ歩きや古武術に行き当たり、


丹田を落として膝弛ませて、足を『置く』


ことにより、足裏の負荷を減らす無理ないランニングをすることが出来るようになりました。


しかし、


疲労が溜まると身体が(首が)左に傾き、プロネーションが悪化、左内踝痛やアキレス腱周辺痛を患うことが分かりました。


どうにか身体を真っ直ぐ矯正しながら歩いたり走ったりする術はないものか?


考えた末に思い立ったのが、表題にもある


ノルディックウォーキング




です。


ストックを使って歩行運動を補助し、より運動効果を増強することの出来るとのこと。


クロスカントリーの選手が、夏季の体力維持・強化トレーニングとして、ストックと靴で積雪のない山野を歩き回ったのが始まりとされています。(by Wikipedia)


ドイツはノルディックウォーキングが盛んな国で、森にワンダリングしている方々は平地でもストック持って歩いていますし、一般道の散歩でも普通にストック持って歩いている方を見かけます。


マラソン大会も普通にノルディックウォーキング部門があります。


普通にウォーキングするより、背筋も伸びて歩幅大きく歩けるし、絶対に取り入れた方が良いなと、ずっと思っておりました。


ノルディックウォーキングの特徴は下記の通り。



杖は足と足の間から後ろ足辺りに置く、後ろに押し出し身体を前に運び、歩幅大きく進む。

体幹を安定させ拗らない。

腕ではなく肩甲骨を動かして、更に下腕を後ろに振り切り、ストックを離す。




これはフォーム矯正の理想の練習方法だと考えました。



理由は以下の通りです。


・杖をついているから左右のバランスが取りやすく、脚(足裏や膝)に負荷がかかりにく、腕や体幹に分散出来る


・クロスカントリーとある通り、基本的にスキーのフォームなので、膝を緩ませ、足裏を置く感覚で歩ける(スキーは膝を緩めて立つ)


・杖により体幹が捻れることなく真っ直ぐ保てて、古武術や

ナンバ歩きと似たような歩きが身につけられる


・杖を肩甲骨を使って動かす為に普通のウォーキングより負荷が20%ほどアップ


・大股フォームにより、LSDなどで小股走りになったフォームに変化が加えられる。


正しく、理想的!


ナンバ歩きとか手足が一緒のフォームと誤解されている方が多いですが、要は体幹が拗れず同じサイドの骨盤と肩が上がったり下がったりすれば良いだけの話し。


ノルディックウォーキングは体幹を拗らないので、普通の腕振りランニングより古武術的要素が強いと考えました。


私的には弓道の弓矢の代わりにストック持って歩く感覚で姿勢を保ちたいと考えております。


日本のサイトでは、ノルディックウォーキングは大股歩きで踵から着地とありますが、クロスカントリーが発祥を思えばこれは間違いですよね。


スキー板履いていたら、着地はフラットでしょ!


イメージ的にはこれ。





アメンボのように静かにスイスイ大股で歩くのだ!


やっぱり古武術に行き着くのであります。




ストック持っているので、前傾姿勢を躊躇なく出来るのもいいですね!






ということで、早速ストックを入手。



様々なストックを使ったウォーキングがありますが、私はノルディックなので、ゴルフのアイアンみたいな斜めの形のものを先端に装着します。


装着完成。


で、

歩いてみたのですが、想像以上に難しく、無茶苦茶肩を使います。

ちょっと歩いただけで、筋肉痛だし汗だくだし、疲労感半端ない。

確かに、これはただのウォーキングとは消費カロリーが雲泥の差となる訳だ!

バランス整えたり上半身鍛えるにはとても良い運動だと思いますが、正直足の運び方を矯正出来ているかは分からない。

ただ言えるのは、

LSDやマラニックよりずっとハードな運動で、最初は5kmも恐らくしんどい!!!

それぐらい負荷が高い運動です!

且つ足関節への負荷が軽減出来て消費カロリーが多いからダイエットには最適かもですね。

それはさておき、、

どうやらストック長すぎて使いこなせていない。

ノルディックウォーキングのストックの長さは、

身長 ✕ 0.68

が目安らしく、私は158cmなので、107.44cmが相当の長さとなります。

このストックは、ドイツ人仕様なのか、最短120cmからとなっている。

多少短く調整出来たが、それでも117cm。

10cm長いのですから、そりゃあ負荷かかりまくりだし、使いづらいはずです。

何とか策はないかと考えた結果、こうなりました。


良かった、グリップが長めに設定されていて!


後から調べたら、ワンダリング用ストックは、急な斜面を登る時はどうしても短めに持つ必要がある為、下の方までグリップがついているとのことです。


これで大分歩きやすくなりました。


アスファルトを歩くのはまだ厳しそうなので、森にワンダリングからスタートしましょうかね。




取り敢えず、色々試してみることにします!