射法八節で内転筋強化 | まこBlog in ドイツ

射法八節で内転筋強化

ランニングフォーム改善の為に、内転筋の強化と骨盤を始めとする姿勢の矯正を模索し、最終的に射法八節が一番効果的だとの結論を導きました。

因みに射法八節とはこれです。




弓道かよ!

と思われるかもしれませんが、弓道はインナーマッスルをかなり使うスポーツなのですよ!

この『足踏み』の姿勢は、滅茶苦茶中殿筋と内転筋を使います。


弓と矢は持たなくても良いので、ただハの字に足を広げて立つ。中心の丹田に据える。

普通に立っても、すぐ上体が前や後ろに倒れる姿勢です。

後ろに倒れないようにするには、お尻の穴をしっかり閉じるように中殿筋を引き締めないといけません。

前に倒れないようにするためには、内転筋を力の限り中央に引き寄せないといけません。

この姿勢で、人にどれだけ押されてもビクともしないことが出来るようになる為には、かなりインナーマッスルを鍛えなくてはならないのです。

興味がある方は、騙されたと思ってやってみてください。

この姿勢、内転筋引き締めないと簡単に前に倒れますから!!!

この姿勢が一番内転筋を鍛えるものであることは、こんな器具が通販されていることからも分かります。

でもこのような器具がなくても、足踏みを広く取るだけで、内転筋の負荷が高められます。

但し、これだけだと上半身がまだ整えられないので、私は八節全て行います。

『胴造り』と『弓構え』で骨盤を安定させ、身体が中央なります。

『打起し』『引分け』『会』で肩を沈め、上半身を完全に骨盤に乗せることが出来ます。

『離れ』で肩甲骨の開放と内転筋を連動させ、『残心』で全て中央に収まっていることを確認出来ます。

骨盤が歪んでいる私にはピッタリのトレーニングです。

ワイドスクワットとか、よく知られている、寝そべって片足上げる内転筋トレーニングは、骨盤が安定した姿勢ではないので、内転筋以外が不具合が出て、私には効果が薄いのです。

足踏みでは、爪先と太腿を外に向けるので、特に私の左X脚のニーイン改善には多大な効果があり、これだけ外に回すと嫌でも土踏まずが浮き、外反母趾が元の位置に引っ込みます。

この姿勢は外反母趾&横アーチ矯正にも、うってつけです。

足踏みだけならば、立ち仕事の合間に何処でも出来るし、八節はヨガの合間とかいくらでも出来ます。

射法八節をするときは、射法訓を心の中で唱えながら行います。


吉見順生の射法訓。

高校時代にいつも唱えさせられておりましたが、まだ覚えているものなのですね!

武道って姿勢がシャンとしていいですよね。

精神修行も兼ねて、合間に『足踏み』をしていきたいと思います。