年末年始 DHL に振り回されるの巻 | まこBlog in ドイツ

年末年始 DHL に振り回されるの巻

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



さて、クリスマスから年末にかけて連勤が続いて、いい加減疲れておりますが、疲れている所に追い打ちをかけたのが、日本の両親から送られたEMSの小包でした。

両親から小包送ったよと連絡があったのは、12月初旬。

しかし待てど暮らせど、荷物が届く気配がない。

12月20日になった時点で、(やばい、このままではクリスマス休暇に突入する。これは去年と同じパターンだ)と思い、日本の集荷ナンバーをもらい、DHLのサイトで検索をかけることに。

実は去年、両親は郵便番号を間違えて書き、荷物が違う街に転送されてしまい、同じく20日頃カスタマーサービスに問い合わせた所、所在不明でフランクフルトから日本に転送される直前でして、寸前の所で食い止め、24日に無事配送してもらったという経緯がありまして、

今年も住所間違えて書いて送ったのか?

と嫌な予感がしたのですよね。

で、DHL のサイトでトレッキングしたら、意味不明な住所を転々としている荷物を見て愕然。

フランクフルトで無事税関を突破して配送開始が12/18。

最初の送付先住所がまず全く違う、どっかのベルリンの街へ配送される。

その後、一回フランクフルトに戻り、ラウスハイムっていうHessen の近くの 街に再配送されて、配送済みになっている。

どういうこと!!??

急いで DHL Express のカスタマーサービスに電話するの、部署に繋がらないわ、日本のEMSの番号を言っても「そんな長すぎる番号では追跡出来ない」とか訳の分からないことを言われ続けること12回。

ようやく追跡出来そうなオペレーターを見つけて「私がWebサイトでトレッキング出来ているのに、そちらで追跡出来ない訳がないでしょう!!」と吠えて、ドイツの配送番号と荷物の行方を知る。

「えっと、ラウスハイムでご不在だったので、隣人のHerr シュテファンさんに預けられましたがご存知ないですか?」

※ドイツでは本人不在の際は隣人に預けましたよという不在票がポストに入れられる事が多々あります。

Herr シュテファンって誰やねん。ラウスハイムとか住んでない住所に、勝手に配送して、勝手に隣人に預けるとか信じられなーい!!!

怒髪天で吠え、ベルリンの集配所に送り返せ!と叫んだら、「折り返し連絡をします」といったきり、電話がかかってこない。

再度カスタマーサービスに電話すると「そんな長い配送番号で検索なんか出来ません!」の繰り返しで、

その度に「私がWebサイトで追跡出来ているのになんで検索出来んのじゃ!」と吠え続け、

新たにもらったドイツの配送番号を言えば「もう配送済みです」と言われるばかりで、挙句にはこれは日本からの荷物じゃないとかのたまうオペレーターも。

話のわかるオペレーターに繋がるまで、それからもかけ続け、ようやく「ラウスハイムからの荷物はベルリンに再配送されました。配送先の住所確認お願いします。関税は約25ユーロです。」と言われ、伝言成功したときは、ガッツポーズ。

で、27日にようやく不在伝票が届く。(仕事で不在の為受け取れず)

不在伝票によると、受け取りはカスタマーサービスに電話しろというので、再度電話する。

すると、オペレーターは再度「23日のラウスハイムで配送終了しています。」とか言いやがる。

ちゃうねん!

それから荷物がベルリンに戻って今日(12/27)の午前中配送されたの!!

このやり取りも、何人ものオペレーターを介し、ようやく話がわかる人と会話に成功する。

年末はずっと仕事だから、30日(月)にベルリンの集配センターに自分でとりにいきますという話になる。

で、30日仕事から戻ると、再び不在伝票が。。。

仕事終わった後ベルリンに取りに行くって言ったのに、何で配送したの!?

電話するとまたもや「23日のラウスハイムで配送は終了しています」からのやり取りの繰り返し。

だから、その後27日と30日に再配送されて不在伝票があるのです!というやり取りを経て、ようやく詳細がわかるオペレーターに繋がり、31日絶対に取りに行くから配送してくれるな!!

と念を押す。

大晦日は唯一の休日だったので、朝一で配送センターに行き、カスタマーサービスでの経緯を話し、不在伝票をみせて、荷物を引き渡せと迫る。

ベルリンの DHLエクスプレス集配センターはこんな所。


門番を抜け、大きな倉庫の脇には、DHLのトラックがいっぱい止まっています。


カスタマーサービスはこの倉庫の一番奥(矢印のDHLの看板がある所)


そして、受付で尋ねたならば、「その荷物はここにはありません」と訳のわからないことを言われる。

不在伝票をスキャンされ、第三の配送ナンバーを伝えられ、「最寄りの配送受け代理店はこちらになりますので尋ねて見てください」と渡された住所は、私の住む街の隣町(ベルリン)の住所。

行ってみたら

「ここに日本から届いたエクスプレスはない。大体貴方はベルリンの外に住んでいるのに、どうしてここに配送されるのか?配送されるわけが無い。自分の住まいの住所の配送受付代理店を訪ねるべきだ!」

と言われ、確かにそうだと自分の街のDHL配送受け付け代理店へ。

ちなみにこのベルリンの街も私の住む街も、数年前に直営の郵便局が閉鎖され、どちらも旅行代理店とか文房具屋さんがパートナー企業として、郵便業務を肩代わりしています。

これも不在荷物の受け取りを困難にしています。。。

試しに、私の街の代理店に行くも、荷物はない。

大晦日、唯一の休みに半日ベルリンを走り回ったのに、落胆して帰ったら、ポストに不在票が差し込まれていた!

今日お家に居たら受け取れたじゃないか!

というか、取りに行くってあれだけ言ったのに何故配送したし!

この時時刻は約12時。

大晦日のスーパーの営業は13時までだから急いで買い物せねばと車を走らせたら、町内の、本当に近所にDHLのトラックを発見したので、あのドライバーがもしかしたら荷物持っているかも!とドライバーに直談判する暴挙にでる。

検索結果は、私の住所にも配送に行ったが、受取人は違う名前だった。。

買い物後は、カスタマーサービスでまたラウスハイムからの繰り返し→1/2受け取りに行くで配送するなや!→また仕事中に配送、不在票→怒りの電話(またラウスハイムから始まる)→1/3仕事後に取りに行くから配送するな!

で、ようやく忌々しい不在伝票が来なくなり、ベルリンに取りに行けることとなる。

再度集荷センターに出向いたならば、前回全然関係ない配送代理店を案内した同じ男に当たる。

「だから、この荷物はラウスハイムで配送終了で行方不明になったのです」

お前はまだラウスハイムいうのか!?

4枚の不在伝票を見せたら、「これは英国から配送されているので、日本の荷物とは別だと思いますよ」とか言い出す。

それはDHLトレッキングセンターの本部がイギリスだからでしょう!大体不在票にも日本の荷物に払えと言われた関税金額と同額の値が書いてあるのに、この不在伝票が日本の荷物じゃないとか、ありえない!!!

受け付けでギャンギャン吠えていたら、ようやく別の女性の方が出てくて「落ち着いて探しましょう」と言って貰える。

そんな紆余曲折を経て、ようやく見つかりましたよ!


もう、いっぱい伝票貼られて訳わからない状態。

カスタマーサービスの男は最後まで「あの配送番号はラウスハイムまでしかなかった!」って拗ねているし、

そんなの私のせいじゃないし!この番号与えたのは、そちらのカスタマーサービスだし!

昨日のカスタマーサービスのお姉さんは、この番号の荷物が間違いなくベルリンにあるといい、現にあったじゃないか!

と最後まで、怒りが収まりませんでした。

元はと言えば、住所間違えた両親が悪いのだけれども。。

年々サービスが悪くなるDHLに、ほとほとウンザリした、年末年始となりました。