鷹の爪とトウガラシ

8月17日


和食でも中華でも、はたまたイタリアンやフレンチなどの洋食でも、どんなジャンルの料理にも欠かす事が出来ない鷹の爪。鷹の爪と唐辛子の違いについて見てみます。

これはズバリ!鷹の爪は、唐辛子という植物の1品種です。

最近良く名前を聞くハバネロやジョロキア、ハラペーニョなどの激辛品種の他、ピーマンやしし唐なども同じく唐辛子の一種。
鷹の爪は、そんな唐辛子の仲間の1つなのです。

唐辛子:植物の種類の1つ
鷹の爪:唐辛子の種類の1つ
唐辛子という大枠(植物)の中に色々な種類があり、鷹の爪はその1つという事です♪

他の種類の唐辛子と比べて実が小さく、更に先が尖った独特な形をしていて、これがタカの爪と似ている事をその名前の由来としています。

ちなみに、唐辛子の名前の由来は、「唐から伝わった辛子」。
一般に唐と言えば昔の中国を指しますが、ここで言う唐は「外国」を意味していると言われています。
と言うのも、唐辛子が日本に伝来したのは中国からでは無く、16世紀後半の南蛮貿易からだから。
世界中に唐辛子が広まったのはコロンブスが新大陸から持ち帰ったのがキッカケで、実は中国に唐辛子が伝わったのは日本より後の17世紀半ばだそうです。

ウキペ流にまとめれば、
鷹の爪(たかのつめ)は、トウガラシ (Capsicum annuum) の品種。日本では代表的な品種である。

実は小さく、先がとがってやや曲がった紡錘形である。長さはおよそ6センチメートル。この形が鷹の鉤爪を連想させることからこの名がある。熟すと鮮やかな赤色になる。乾燥させた実を丸ごと、あるいは輪切りや粉末にして香辛料として使う。粉末にした鷹の爪は一味唐辛子と呼ばれる。
辛味が強く、特に種子が非常に辛いと言われるが、実際に辛いのは胎座の部分である。生の鷹の爪から胎座を取り除いた種子や果肉には辛いと感じるほどの辛味成分カプサイシンはほとんど含まれていない。しかしながら一般的に売られている鷹の爪は収穫後に乾燥させた物である場合がほとんどで、乾燥させることにより辛味は胎座から種子や果実に広がる。
米の中に入れておくと防虫効果を発揮するほか、金魚や熱帯魚などの観賞魚が罹患する病気の1つである白点病の初期、中期段階までの症状に効果を発揮する。

8月17日の誕生花は、「ユリノキ」です。
ユリノキという和名は、「Liriodendron Tulipifera」と学名にちなんで付けられたものです。
これは、「Leirion(ユリ)」と「Dendron(木)」というギリシャ語を組み合わせたものです。
「Tulipifera」とは、チューリップに似た花を咲かせるという意味なのです。
ユリノキは、北アメリカが原産地のモクレン科の植物です。
5月~6月に、黄色い花を咲かせます。
ユリノキの花言葉は、「幸せ」・「見事な美しさ」です。

これらは、この花からは質の良い蜜が採れ、また美しい花を咲かせることに由来しています。