夏の食材・青じそ大葉

8月7日

 連日酷暑が続いていましてソーメンを涼し気に食べる家庭が増えていると思います。食べる時に大事なのは薬味。生姜やミョウガに加えて青じそを刻んで入れるご家庭も多いことでしょう。僕も昨日はたっぷりと青じそを刻んでいただき揖保乃糸を食べました。勿論つけ汁には田舎の梅干しを一つ入れて潰してね。美味しかった・・・。


シソはヒマラヤやミャンマー、中国南部などが原産。日本には中国から伝わったとされ、縄文時代の遺跡からもシソの種実が出土しているものの、本格的な青じそ栽培が始められたのは平安時代とされています。  元来赤紫蘇で、青じそはその変種です。愛知と並んで本県の青じそ生産は最大級です。
「紫蘇」は伝説で若者が蟹による食中毒を起こし死にかけた時に、シソの薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから、「紫の蘇る草」の意味でついた。もしくは、蟹を食べて食中毒になり死にかけた子供に、紫のシソの葉を食べさせたところ蘇ったため、この草を「紫蘇」と呼ぶようになったとも伝えられています。


梅干しに使うのは赤紫蘇ですね、青じそはこうした薬味のほかは、バジルの代わりにパスタに入れたり、食中毒防止にお弁当に入れたりするくらいかな、そう思いきやとんでもハップン、ハンバーグや、春巻き、肉料理などなどに青じそ・大葉を使うレシピが何百何千とでてきますからクックパッドをご覧あそばせ。



 8月7日の誕生花は、「サルビア」です。
サルビアは、「Salvus(良い状態・健康)」というラテン語が由来の言葉です。
これは、ヨーロッパでは昔からこの植物が薬草として人々の役に立っていたことにちなんでいるんです。
シソ科の植物で、夏から秋にかけて白・ピンク・赤・紫・青などの色の花を咲かせます。
サルビアは色々な種類があり、500種以上も存在します。
この中でも「薬用サルビア」とも呼ばれる「セージ」は、料理によく使われるハーブで、ソーセージの由来になった植物なんです。
そんなサルビアの花言葉は、「知恵」・「尊敬」です。
サルビアの英語名「Sage」は、賢者を意味する言葉です。
このことから、「知恵」や「尊敬」という連想が生まれたのです。