好きです!タバスコ

7月30日

随分昔のことだが街にイタリアンが出来た。パスタを頼んだ。なんとタバスコを用意してなかったので苦情を言った記憶がある。パスタは勿論スパニッシュ系には絶対に欠かせない一瓶だろう。

ウキペなどにて少し調べてみた。

タバスコ(Tabasco、タバスコソース)は、メキシコ・タバスコ州原産のキダチトウガラシの一品種チレ・タバスコ(タバスコペッパー)を使った辛味調味料。

アメリカ合衆国ルイジアナ州エイブリー島に本社を置くマキルヘニー社が1865年に考案した。

出来上がる話に興味深いものがある。

ルイジアナ州ニューオーリンズで銀行家をしていたメリーランド州出身のエドモンド・マキルヘニー(1815年生-1890年没)は、スコットランド人とアイルランド人の血を引く、髭を蓄えた美食家だった。

南北戦争の頃、エドモンドはメキシコのタバスコ州から帰還した南軍兵士から唐辛子の種を入手した。1862年にニューオーリンズが北軍によって陥落したため、マキルヘニー一家は、岩塩の産地として有名だった妻の実家のあるエイブリー島へと移り住み、そこで唐辛子の種をまいたという。ところが、南軍に塩を供給していた関係で北軍の攻撃にさらされることになり、さらにテキサス州へと逃れた。終戦後の1865年に島へ戻ってきた時、すっかり荒れ果てていた土地に、一株のタバスコペッパーが生えているのを見つける。

エドモンド・マキルヘニーはタバスコペッパーの果実をとって潰し、出てきた汁に蒸留酢と塩を混ぜたとされる。

それから3年後の1868年、このソースを香水の空き瓶に詰め、卸売業者を通じて350本売った。そのときの香水の瓶は、今日のタバスコソースの瓶の形に受け継がれている。1870年に、彼は自ら考案したタバスコソースの製法を特許登録した。今、全世界100カ国以上で販売されているタバスコ、日本に入ってきたのは、第二次世界大戦後の1940年代といわれる。

プロレスラーのアントニオ猪木が経営していたアントントレーディング社が1970年代に代理店契約を結び、日本人にその味を定着させた。

さて数日僕はタバスコを使って無かった。この前はペペロンチーノの時かな。今日は久々のピザにかけてあの独特な辛い酸味を味わおう。

 

7月29日の誕生花は、「ニチニチソウ」です。(ハーブティーコムhttps://harb-tea.com/から)。

 

ニチニチソウは、漢字で「日々草」と書きます。

これは、夏の初めから秋にかけて毎日新しい花をどんどん咲かせる、この植物の特徴を表したものです。

原産地はマダガスカルで、「Madagascar Perwinkle(マダガスカル・ツルニチニチソウ)」と英語では呼ばれます。

そんなニチニチソウの花言葉は、「楽しい思い出」です。

これは、白・ピンク・赤・紫・青など様々な色の花がたくさん楽しげに咲く姿にちなんでいるから言われます。

新しい花が次々と咲く様子は、まるで夏を毎日謳歌しているようにも見えます。

本日誕生日のあなた、楽しい夏の思い出をたくさんこしらえて下さいね。