『ハンニバル・ライジング』観てまいりました。
レクター博士といえばアンソニー・ホプキンスのイメージがどうしても強いので
正直な所ほとんど期待してなかったんですが、思っていたより面白かったですな。
役者に華がない分ストーリーに集中できたといいますか(失礼な)
序盤の戦争シーンが結構よく出来ていたので
そこに予算の大半を使ったから役者がしょぼくなったのかなーとも邪推(ひでぇ)
とはいえギャスパー・ウリエルの感情を殺した幽鬼的な表情が
知的で悪魔的な青年ハンニバルのイメージを際立たせていたのが好印象。
話の根底は妹を殺されたことによる復讐譚ですが
そら妹をあんな風にされれば
いいぞハンニバルもっとやれ!とか思わず応援したくなるよね!(マテ
スープ・・・スープはなぁ・・・(;´д`)
その妹の件がハンニバルを形成する要素の一つになってしまうというのも
なんとも皮肉な話ではありますが・・・
ラストも直前の大バトル&大爆発が嘘のようにあっさりしておりますが
それがかえって余韻を生んでいていい感じでしたかなぁ。
でだ。
「誕生のルーツは日本にあった!」という胡散臭いキャッチコピーが
案の定日本全く関係なくてフイタ
あくまで東洋のエキゾチックなイメージ(しかもよくある誤解まみれの)として
劇中のエッセンスになってるぐらいですなぁ。
ポン刀はよく斬れる凶器ですよーとか(ぇー
つーか伯母さんの名前がレディ・ムラサキ(紫式部)ってのはどうなのよトマス。