:破。[映] | Nulog-Style.出張所

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』みてきましたり。ユナイテッドでー。


 破


午前8時の回に。

だ、だってポケサン(午前5時15分)をダラダラ見つつなんとなしに
新聞の映画上映時間見たらあったんだもの・・・!
昨日週明けに行くとかとか何とか言っておきながらこやつは。


とりあえず着の身着のまま出発→午前7時の開場時間ピッタリに劇場に到着→チケット交換。
全席自由席との事だったので早々にパンフを購入し劇場に突入し、
中段ド真ん中というベズトな席を確保してやったんだぜ!
よかった!早く起きてポケサンみててよかった!(ポケサン関係ねぇ)
最終的には一番デカイ1番シアターの8割以上埋まってたんじゃないだろうか。
今日でこんななら昨日の初回とかどんな惨状になってたんだ・・・

ちなみにパンフは売店に「鑑賞後に読んでください」と売店に張り紙がしてあった上に
上の写真のように[WARNING!]とシールにて厳重に封印、更に中に袋とじと
まず間違いなく上映前に見ると楽しみが減る内容にも関わらず
上映前に読んでいる人って結構居るもんだなぁ・・・人それぞれだから別にいいけどさ。
つーか鑑賞後気づいたけど表紙も十分アウトじゃねぇかこれ(笑)
あと「EVA-EXTRA4号」は当然のように完売御礼。再入荷ってあるのかなー・・・


そして上映開始までの1時間、マジで何もすることがなく
正味3時間椅子に座りっぱなしだったでござるの巻。

せめて本とかもって行けば良かったかなぁ・・・失敗失敗。


以下感想。(バレあり注意)


上映開始早々、株式会社カラーの表示の効果音に新マンフイタ
ミサトさんの新車がマツダコスモスポーツだったり
携帯の着信音が科特隊の呼び出し音だったり
アンタ本当にウルトラマン(というか新マン)好きだな(笑)


とりあえず大まかな感想としましては

「次(Q)を観るまでは死ねねぇ。」

ということぐらいか。いやーほんとすげぇおもしろかったです。
大まかな筋はテレビシリーズ第七話~第壱拾九話に準ずる形で進行するんですが
前回のオリジナルに忠実ながら微妙なアレンジとは違い
一旦全部の要素を文字通り破壊した上での完全再構築といった感じで
実にうまい具合にまとめ上げたなーという印象。

前作(序)よりもアクションも多めで満足満足。
特に冒頭の2号機の空戦シーンは筆舌に尽くし難いことこの上なし。
よもやジェットパックがああも大活躍するとはおもわなんだ。
絶対出てきた瞬間パージされるとか思っていたのに(笑)
あと直接的な戦闘シーンではないものの対サハクィエル戦での障害物競走とか
全体的にEVAが活き活きと動きまくっている印象。

一方、開始早々一瞬でお亡くなりになった仮設5号機は本当になんだったのかと小一時間。
予告で衝撃デビューしてから2年待ったらあの仕打ちとか相変わらず斜め上を行くぜ・・・
仮設5号機、といえば新キャラの真希波・マリ・イラストリアスですが
パッと見クール系メガネ美人かしら?と思っていたら
戦闘中に「365歩のマーチ」を歌いだすとかきょにゅうとか
想像以上に砕けまくったキャラクターでド肝抜かれたりも。


具体的にいうと真綾たんかわいい(死んでしまえばいいのに)


とある目的のために大人を利用しているとか密入国してきたとか
何より音声コード一発で2号機のビーストモード(ザ・ビースト)を発動させるなど
色々と謎めいた行動をとっていますが今回の中では特に説明はなし。
本当に謎の新キャラのままで終わってしまった(笑)


んでもって一番どういう扱いになるか気になっていた3号機ですが
よもやパイロットがトウジからアスカに変更されているとは・・・
案の定ダミープラグさんにフルボッコどころか喰い散らかされてしまう大活躍ぶりでしたが
そんな悲壮感あふれるシーンのバックで流れるBGMが
「今日の日はさようなら」とえれぇシュールで困る罠。
とりあえずアスカは生きているような感じですが侵食やら精神汚染の影響で
完全封印状態・・というかちゃんと人の形を保てているのかどうかすら不明という
アスカファン涙目の大惨事に。庵野はアスカに何か恨みでもあるのか。あるか(ぇー
これだったら片足がもげただけの前任者の方がまだ幸せだったよ!わーん!
一応Qの予告では宇宙海賊のごとき眼帯をして復活してましたが果たして・・・

他にも「七光り」を巡って「えこひいき」VS「(自称)天才」のお料理バトルや
シンちゃんが加持さんに(性的な意味で)食べられそうになる、
今回も最強使徒なゼルエルさんが零号機を食べちゃう(!?)等々
裏テーマは「食」といわんばかりのお食事シーン連発とか、
マヤたんの出勤シーンとか、
ストロー&おぼんガード最強説とか、
ワンダースワンとか、
フェルナンドソル「モーツァルト魔笛の主題による変奏曲」とか、
「翼をください」とか
相変わらず語りたい事が実に多すぎるぐらいてんこもりですが
やはり取り込まれたレイ救出の際の碇シンジ超熱血漢化、これに尽きるかと。
綾波の「代わりはいるもの」発言もサラリと否定してみせるとか
本当に最後の最後で漢っぷりをみせつけるなこの子は(笑)
つーかこの段階で初号機が一気に覚醒しちゃってサードインパクトが!
ってところでエンディングとか本当にズルいな!早く予告見せなさいよ!!

と思ったらエンドロール後に初号機槍貫通→Mark.6&シ者さん襲来で激しくフイタ
Cパート・・・だと・・・ッ!
カヲルくんが「今度こそ君を幸せに」みたいな事を言っているところを見るに
やはり新劇場版の世界はEOEのやりなおしの世界なのかしら・・・

続く予告も先の眼帯アスカに始まり7号機&8号機登場、
ネルフの本部及び職員も無力化と気になるワード連発でしたが
どう決着がつくのか楽しみでもあり、それ以上に不安でもあり
われわれは一体あと何年待つことになるのかと以下略。


そんなわけで本当に雑な感想ではありましたがヱヴァ破でした。
上映時間が2時間弱なのに6時間近く観た様な濃厚すぎる内容にただただ圧巻。
そりゃ公開超ギリギリまで編集してたのもわかるわ(笑)