根治的治療は手術か放射線か・・・ | 本音で生きる人生

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円錐切除→子宮頸がん→手術は選択せずに放射線と化学療法(CCRT) 希望。がんサバイバーになったことで闘病についても書いて行こうと思います。

再び待合室で待つこと30分。

一番奥の診察室から名前が呼ばれる。


今度は家族全員で診察室に入る。


担当が女医さんから

男性医師に変わった


「初めまして、

 今回手術を担当する○○です

 よろしくお願いします」


私はご挨拶をしたあと

先生に一番近い席に座り

こんな質問をした。


「先生、私の手術は

 もう決定なのでしょうか?


すると先生は不思議そうな顔をしたあと

私の病状について丁寧に

話をしてくれました。



事前に済ませてあった

CTとMRI検査の結果


扁平上皮癌

腫瘍の大きさは2cm

リンパ節の腫れ、転移なし

脈官侵襲あり

遠隔転移なし



まず広汎子宮全摘手術をして

そのあとに放射線治療。

私の場合再発リスクが中以上なので

ここまでは確定しているとのこと。


そして病理検査の結果

1つでもリンパ節に転移があった場合は

化学療法が追加になるとのこと。



ここまで話を聞いて

先生に質問する。


「ステージ1b2期の場合

広汎子宮全摘手術または放射線で

根治的治療を目指せるそうですが

それは間違いないでしょうか?」


すると先生は


「はい、その通りです」



その通りなのに

なぜ放射線の選択肢が示されず

手術決定のような流れになっているのか

気になったのでまた質問すると



「ウチの病院では1b2期の方は

 まず切る!と決まっているんです」


「悪いものはまず切り取る

 そしてしっかり病理検査をする」



うん、なるほど・・・

よく分かります


「では放射線治療は受けられない

  ということですか?」


と聞くと


そんなことはないですよ

ただ、多くの人は

やはり手術して切ることを希望するし

(悪いものを体の中に残しておきたくない)


お年寄りや持病を持っている人の場合

体力的な問題から

放射線治療を薦めているとのこと。



私の場合は年齢も50代で若いし

体力もあるので確実にガンを切り取る

広汎子宮全摘手術が一般的だそう。



そこで私は自分の健康状況について

先生にお伝えしました。


☑︎帝王切開で出産していること

☑︎重度のアトピーがあり免疫抑制剤の

 注射を月に2回打っていること

☑︎虫刺されで化膿してしまう体質のこと

☑︎膠原病と診断された経緯から

 長い間ステロイドを服用していたこと

☑︎可能であれはセンチネルリンパ節生検

 を受けたいこと。



そんなこんなで先生と1時間ほど

手術や放射線治療について

色々と話をさせてもらいました。


すると・・・


「岡部さんは医療従事者ですか?」


と・・・先生。


違います、と答えると


「元、医療従事者ですか?」


また、違いますと答えると


「ご親族の誰かが医療従事者ですか?」


「従兄弟は2人医者ですが

 内科医と歯科医なので

 なにも相談していません」


「そうですか・・・

  なんでそんなに詳しいんですか?」


「それは

 産婦人科ガイドラインを

 熟読してきたからです!!!」


 (自分の病気のことだもん

 そりゃあ気になるでしょ〜)



すると先生は


「ここまで勉強されてきた

 患者さんは初めてです、驚きました」


「確か今日は獨協医科大学の先生が

 放射線科にいらしてるはずなので

 お話聞けるかどうか確認してみます」



そう言ってその場で

内線で放射線科へ繋いでくれました。


ここの総合病院にも

放射線科はあるのですが


週に一回だけ

獨協医科大学放射線科の先生が

外来診察をしている日があるそうで

たまたまが今日がその日だったのです。


こんな偶然ってある?

何とか今日話が聞けたらいいな

と思っていたら



30分後にオッケーとなりました。



「放射線の先生からも話を聞いて

 それから決めて下さい

 私の方は一応3月14日に手術予定を

 入れておきます」



えっ!


手術だった場合

ここからまた1ヶ月先なの?



「先生、その間にガンが

 進行してしまったりしませんか?

 去年まで異常なしだったのに

 この1年で2cmになったんです」



すると先生が


「円錐切除からオペまで2ヶ月は

 順調な流れです。

 がんセンターであれば

 さらにあと1〜3ヶ月待ちですよ」



そんなものなのか・・・



そしてもう一つ

どうしても!どうしても!

確認したいことがあった

 


それは・・・


先生の生年月日



アメブロを書いていなかった

この4年の間に

私の仕事は心理カウンセラーだけでなく

占いも扱うようになった。


タロット、四柱推命、風水、奇門遁甲


鑑定したお客様は一千人を超えた。

そして確信したことがある、



人生にはシナリオがある

と言うこと。



そしていつ誰と関わるのか

これがとても重要なこと!



話を戻します。

どうしても先生の生年月日が気になったので

思い切って聞いてみた。


「先生の生年月日教えて下さい」



「えっ?、なんで?

急にどうしたの???」



「実は仕事で占いもしていて

 先生との相性を調べたいんです」



先生は驚いた顔をしたけれど

何だかんだで教えてくれた。



今年40歳になる

大運切り替わりの

日干「甲」の人だった。



その後診察室を後にして

家族全員で放射線科へ移動。






ここでもまた

放射線の先生と1時間以上

話をさせてもらうことになる。