2023年初めて健康診断で引っかかる | 本音で生きる人生

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占いカウンセラー
円錐切除→子宮頸がん→手術は選択せずに放射線と化学療法(CCRT) がんサバイバーになったことで闘病についても書いて行こうと思います。

気がつけば4年間も

アメブロを書いていなかった。

YouTubeを始めたのが2020年頃で

その辺りからアメブロで記事を書くのも

読むのも遠ざかってしまったよう・・・


でも、今回

子宮頸がんになったことをきっかけに

治療内容や死生観について

新たに日記を書いて行こうと思う。


誰かのためになることが

あるかも知れない。


なかったとしても

自分の心の整理のために

残しておこうと思う。

人はいつ死ぬか分からないから。



アメブロさん

この場を提供してくれて

ありがとうございます。




2023年12月9日

毎年恒例の健康診断を受けた。

基本プランの他に

がんチェックの腫瘍マーカー検査

心筋梗塞リスクの血液検査など

大抵のオプションも付けて検査している。


そんな中、健康診断でいつも

引っかかってしまうのが

【中性脂肪と脂肪肝】


身長157cmで体重が68〜72キロを

いつも行ったり来たり。

体脂肪率も38%〜40%をウロウロ


お酒と美味しいものに

目がないからだけど

それでも健康的なぽちゃだった。


ガンと診断されるまでは・・・




健康診断を受けてから1週間

この日はたまたま仕事が休みで

昼食の後ベッドで犬たちと戯れていると

携帯に電話が掛かってきた。


いつもなら知らない番号の

着信は取らないのだけれど

この時は何か予感がしたんだと思う。



電話にでると

健康診断を受けたセンターからだった。


「子宮頸がん検診の結果

高度異形成と診断が出ましたので

早めに病院へ掛かってくださいとのこと



何度かお世話になった事がある

産婦人科があったので

そちらへ行けば良いか尋ねてみると、

もっと大きな病院でなくては

ダメだと言われる。



事情を説明してもらっている間

私があまりにも冷静だったせいか

少し焦った方が良いです!

みたいな感じでセンターの

看護師さんに諭された。


とにかく速達で紹介状を送るので

早めに大きな病院へ行くようにと・・・



毎年健康診断を受けていたので

そんな大袈裟なことにはならないはず

そう思いたかったけれど

心の奥底で「そう来たか・・・」と

思う自分もいた。


四柱推命で2024年の運気を看た時

ああ〜また水が回る年だ

事故や病気に気をつけなければ

と思っていたから・・・


水の王様を2つも持っている私は

辰年に水が大暴れする可能性があり

12年前の辰年も大変な思いをして

扁桃腺摘出手術をしている。


来年はまた気をつけなければ・・・

と思っていた矢先のことだった。


私は水が回る年

たいてい大病をしている。





電話を切ってから考えた。

もう12月中旬すぎ・・・

年内に大きな病院に掛かるのは難しいかも

年明けになるかな・・・





いや、早い方がいい!



ダメ元で総合病院に電話をした。

すると12月27日に予約を取ることができた。


良かった・・・


自宅から歩いて10分の場所にあり

がん診療拠点病院にもなっている。


ちなみに、ここは34歳の時

膠原病の治療でもお世話になった病院。




そして迎えた12月27日

紹介状を持って病院へ向かう。


相変わらず凄い人、人!


予約をしていても

婦人科で待つこと3時間

やっと名前を呼ばれて診察室へ。



担当は若い女医さんだった。

淡々と話す美人系の先生


「詳しく調べるためコルポ検査をします」


と言われ内診室へ移動


久しぶりの内診。


恥ずかしがったり怖がる人もいるけれど

命に関わることだから今は気にしない。

痛みも治療のためだと思えば我慢もできる。


内診室では細胞を取ったり

超音波の診察があった。


「見た感じ高度異形成で

間違いないでしょう」とのこと。



コルポの結果が出てからになるれけど

円錐切除術になる可能性が高いと言われ

次回の予約をして病院をあとにした。



この頃は家族もあまり心配せず

普段通りの生活が流れていった。





年が明けて2024年1月18日

コルポ検査の結果を聞きに病院へ行く。


「やはり高度異形成でした」


映し出されたパソコン画面に目をやると

ずらーっと何やら結果が書かれている。

とろこどろこに


高度・・・浸潤・・・陽性・・・

扁平上皮・・・可能性も否めない・・・


こんな文字が見えた。


なんと書いてあるんですか?

女医さんに聞くと

子宮頸がんの可能性があるので

やはり円錐切除が必要とのこと。


「一応、手術日を抑えてあります

来週ですが、2泊3日の入院になります」


えっ?


えっーーー!?


いきなり入院???


しかも来週!?



さすがに来週は無理なので


その次だといつになりますか?

と聞いたら



「2月15日です」




・・・



1ヶ月も先


もしガンだった場合、その間に

ガンが進行しちゃったりしないのか、

ガンの可能性は低いのか、

女医さんに聞いてみると


「何とも言えません」


だよね・・・



「これから血液検査をしてきて下さい

結果がでるまで1時間掛かりますから

その間にいつ手術するかお返事下さい」


との事・・・



講座や鑑定のお客様は

事情を説明すれば日時の変更は

承諾してくれるかも知れない。


問題はラジオの仕事だった。

来週はディレクターさんやMCさんを交え

6名での打ち合わせが入っている。



どうしよう・・・



悩みながらも嫌な予感がしていた

パソコンに映し出されていたあの文字が

頭をよぎる・・・


浸潤、陽性、可能性が否めない・・・


ダメだ。やっぱり嫌な予感がする

まずは聞くだけ聞いてみよう!

手術は早い方が良い気がする。


ラジオ局に打ち合わせ日程変更の

電話を入れた。


担当者に繋いでもらうと

上司が外出していてすぐに返事が

できないので折り返すとのこと。


どのくらいで返事が頂けるか尋ねると


「すみません、何時に戻るか

 聞いてないので分からなくて」


あぁ〜あと30分後には

女医さんに返事しなきゃなのに!


どうしよう!!!


そう思った時


そうだ!

全部正直に話そう!

と決めた。



そしてここまでの経緯を伝えた。

すると担当者さんが


そんな理由でしたら話は別です!

私が上司に掛け合って日程調整しますので

来週入院しちゃって下さい!


ありがたいことに

担当者さんが配慮してくれました!



その後も生徒さんやお客様に

日程変更のメールや電話でバタバタ。

みんな心良く承諾してくれ

お陰様で翌週の入院が決まったのでした。



そしてこの時はまだ

円錐切除してギリギリセーフだったらいいな

そんな甘い期待があったのでした。