今月初め、自宅のポストに一枚のはがきが…
気が付いたのは夜帰宅してからでしたので、翌日に早速お電話。
『先生~~♪お久しぶりです。電話していただき有難うございます。』
『体操教室、今もやってるかしら?』
『えっ!やってらっしゃるの~~!私参加しても大丈夫かな~、あの時からだいぶん経っているからついていけないかも…』
なんていいながら、やる気満々なのが声のトーンから伝わります。
『場所も時間も一緒なのね、良かった、変わってなくて』
『〇〇さん、◆◆さんもいるの?嬉しい~♪』
その方は、この教室が立ち上がった(10年位前、かな?(^_^;))当初からのお客様。
立ち上がった時はホント人数が少なくて、参加者2~3人の時が2年ほど続きましたが、その時から支えてくださっています。
3年前にご主人の看病の為に退会され、その後時々ご様子をお電話で伺っていましたが(コロナ禍に入ったころでしたので)、それも疎遠となり…。
教室の事をずーっと覚えて頂いておられ、(ちょっと)勇気をもってのお葉書でのご連絡(*^-^*)
先週、いよいよの再会でした。
『ほら、先生マットもあの時のもの持ってきたわよ。』
ヨガマットなんてたいそうなもの使っていません、そこらへんの100均で売っているキッチンマット。
それをお家にずーっと持っていらしてました。
『あの時に教えてもらった、立ち座り、家でもずーっとやっていたわよ、だからホラ、今もこんなに深くしゃがめるの♪』
運動習慣もずーっと持っていらしてました。
『でもね、腕をぐるぐる回す体操する時に方がしんどいの、でもここの体操するとやっぱり楽になるのよね~~』
この体操での変化の感覚もずーっと持ち続けていらしてました。
そして、脳の体操(シナプソロジー)の楽しさも覚えていらしてました。
この教室は、体操の内容もさることながら、【自分の身体は自分で動いて整える】という意識とその行動を身に付けて頂きたく指導を行っていました。退会されている間も忘れずにいらしてた…。素敵です。
ご主人は昨年に無くなられたとの事。それまでは献身的に看病されていたのを、以前参加時やおやめになられた直後のお電話から想像がつきます。ちょっと気持ちに穴が空いたのかどうかは分かりませんが、再び教室(健脳体操くらぶ)に参加したいというお気持ちを受け止められる。
こじんまりとしたサークルですが、続けていて良かったと強く感じた瞬間です。
大切に続けていきたいと思います。
今後も皆様各々の事情で動きはあると思いますが、自立と自律を伝えて・受け止める場、として。