こんにちは、マコです!
今回は「フリューゲル -君がくれた翼-」の併用ショー
『万華鏡百景色』の観劇感想を綴っていきたいと思います!
フリューゲルに関しては以前ブログに綴っています。
このショーの感想がなぜ遅くなったかというと、、
良い作品すぎて思いがなかなかまとまらなかったからです!!笑
いやー、素晴らしい作品でした。
そしてこの作品は栗田先生の大劇場初演出作品ということもあり発表された時から期待していましたが、その期待以上でした!
何がいいって「構成・音楽・色彩」すべてが良かったです。
場面ごとに振り返ってみます。
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第一章 現代~江戸時代
まず少女の花妃舞音さんの登場。
花妃さんの可憐さに目を奪われるも背後から姿を現し始める付喪神を視界の端で捉えたとたん一気に栗田先生の世界観に引き込まれます。
付喪神の方々がほんとにカッコいいんですよね。
そして月城さんの花火師の登場!
派手な和装が似合うこと!
そこからは「絶景かな、絶景かな」です🌟
その後海乃さんの花魁登場。
これまた綺麗なんですよね~。
二人は足抜けするわけですが、最後は月城さんが英さんに切られます。そう!ここの英さんがめちゃくちゃカッコいいんですよね!少し伏し目がちなところがツボです。
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第二章 明治時代
点灯夫の風間さんの歌から。
陽気な歌が文明開化を表しているように感じました!
そして鹿鳴館の場面。
明治という煌びやかな、そして欧州文化を取り入れた背伸びした日本を感じ取れます。
月城さんの白軍服が素敵です!
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第三章 大正時代
第二章で登場した明子の老年を演じる白雪さんと同じ電車に乗り合わせる彩海さんの場面から始まる。
明子が鹿鳴館を懐かしむ様子がうかがわれる。
そして彩海さんモボが銀座駅で降り、礼華さんや彩さん、白河さんのモボ・モガは銀ブラを楽しむ場面に移る。
この場面ほんと楽しくて幸せになります!
そしてカフェーに入ると芥川龍之介がいる。
ここから地獄変の場面。
地獄変は初見で予習なしだと結構難しい場面な気がした。
それでも業というものを観た気がした。
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第四章 昭和
所謂「闇市」の場面
月城さん演じるドンと風間さん演じる警官の陽気さと
混沌とした街並みのギャップが当時の安堵感の一種を感じさせた。この場面で感動したのは月組組子の作りこみ方。
負傷兵の役作りした生徒もいてこれには目を奪われた。
海乃さん演じる娼婦Sも昭和という時代を感じさせてくれた。
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第五章 昭和後期~平成前期
中詰めのこの場面。
何といっても客席降りだろう!
やはり客席降りは嬉しいし楽しい!
それだけではなく曲も素晴らしいものばかりでした🌟
衣装もピンクで月組とっては珍しい気もして新鮮に映った。
ロケットもカッコよく、月組娘役さんたちらしいロケットでした!個人的には静音ほたるさんに目を奪われましたね!!
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第六章 平成~令和
若手男役メインの「Z-BOYS」の場面から。
やはりイキイキしているダンスいいですよね!
礼華さん、彩海さんだけでなくそのほかの男役の成長が見れて嬉しい場面です!
そして渋谷の場面。
この場面もさすが月組という役作り!
あたかもそこが渋谷かと錯覚しそうなほど、リアルな細かい役作りでした。
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第七章 フィナーレ
なんといっても「目抜き通り」最高!!
娘役さんたちの衣装も素敵でしたし、もちろん男役さんの衣装もおしゃれでした!
そしてなんといっても歌ですよ。
鳳月さんの歌から始まり月城さんの歌。
もう最高でした!Blu-rayが出る前は原曲聞きに行くくらいハマっていました笑
そして転調しデュエットダンス。
安定の素晴らしいデュエットダンスでした。
テーマが輪廻転生ということもあり、最後結ばれたかなという演出素晴らしかったです!
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第八章 パレード
エトワール 麗泉里さん!
やっぱり上手いですね🌟
伸びやかな綺麗な声で高揚感が増すエトワールでした!
礼華さん一人降りおめでとうございます!
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冒頭でも書きましたが「構成・音楽・色彩」そのほかすべてが素晴らしい作品でした!
栗田先生、本当にありがとうございました!
そしてさすが月組だと改めて感じた作品でした。
千秋楽まで残り僅か。
休演者の方の一日も早い復帰を願っています!