45 病院というところ…から自宅へ | 「傍」を「楽」にするためのちょっとした実録

「傍」を「楽」にするためのちょっとした実録

“はたらく質問家”
“はたらくコーチ”まっきゅによる
「傍」(周り)を「楽」にしていく実践や行動をゆる~く記録していきます。

まっきゅです。



 

昨日は、

退院カンファレンスを通じて、

高齢者が自宅や地域に戻る過程で

なかなか一筋縄にゃいかない話をしました。


今日は在宅チームにおけるホームヘルパーの話。


今回自宅に帰る高齢者は、

完全寝たきり、胃ろう※、片マヒ、会話も難しく、しかも男性で身体もでかいときてる(身長170㎝位)。


※胃に直接栄養剤を注入する食事の事


これから主に介護をするのは奥様のみ。

小柄で優しく笑顔が素敵なおばあちゃん。



パッと思うのは、

“こんな小柄な奥様が、身体のでかい旦那さんをこれから介護するのはしんどいだろなぁ”
“胃ろうだって毎日3回、2~3時間かけなきゃいけない”
“お風呂やトイレの方法は?”
         ・
         ・
『大変だろうなぁ』と思った回数
数十回。

こういった重度の方を住み慣れた自宅で介護していくには、
在宅チームでの支援が絶対必要でして、
その中でも要になるのは
ホームヘルパー(訪問介護員)
だと考えます。


僕は施設の職員なので、
施設に来た高齢者を職員一同で、
職場の備品を使用し
介護すればいいのだけど、


ヘルパーとなると、
ほぼ一人で
その方の自宅にあがり、
買い物に行ったり、
食事をつくったり、
トイレやお風呂のお手伝いもします。


限られた物品で工夫をこらして介護にあたる
必要があるのもホームヘルパー。
一人での権限が多すぎて大変な役割です。
(僕のイメージですが…)

大変な役割だからこそ、
「要」なんですね。


僕は何度も言うように
施設の職員である為、
実はホームヘルパーの仕事の本質を知りません。

「自宅」というある意味、
その人のこだわりや想いのつまった場所に
足を踏み入れるわけです。

その仕事の醍醐味や僕の知らない苦労はまだまだあると思います。

住み慣れた地域・自宅で
その人らしく、当たり前の生活をおくる…

すべては難しいけど、
そこに近づける働きかけを
一番近くでし続けるホームヘルパー。


カンファレンスを通じて、
身近にもいました、
すごいホームヘルパー。


その人の話はまた明日。


今日も読んでいただきありがとうございます。




 

今日の筋トレ】

腕立て 50回
腹筋  100回

5月合計

腕立て 50回
腹筋  100回

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4月合計
腕立て 1900回
腹筋  4500回


今月は腕立て2000回(一日平均 64.5回)、

    腹筋は5000回(一日平均 161回)を目指す。