521.平林寺でお茶会 | 脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

40代で余命宣告され、脳腫瘍手術〜リハビリを乗り越えた体験記です。

武蔵野の面影が残る平林寺の向かいにある

睡足軒」で友人が茶会をするというので、

着物で出かけてみることにしました。

 

 

 ( 平林寺)       (睡足軒・スイソクケン)

もう半世紀も前、父と一緒に

訪ねて以来でした。

その頃、国木田独歩の「武蔵野」を読んでいて、

当時でもその雑木林が残るという平林寺を

歩いてみたいと思ったからです。

 

  

 

さて、「睡足軒」ですが、江戸時代の人々の

くらしを支えた雑木林(国天然記念物)の中に

国登録有形文化財(建造物)として佇んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

江戸中~後期の飛騨地方の民家で、明治の頃

「松永耳庵」(ジアン・近代三茶人のひとり)が、

別邸として移築したそうです。彼は、「電力王」と

呼ばれるほどの実業家で、晩年はここで耳庵流茶会を

楽しんだということです。

耳庵さんは、作法にとらわれない自由な茶を

嗜んでいたそうで、それならお茶の心得のない私でも

参加することができるかと、電車3線と

バスを乗り継いで、出かけたのでした。

 

コロナ禍ということもあり、茶碗は個々で

お茶を楽しみましたが、中でも「ゲルニカ茶碗

という珍しい焼き物がありました。

 

ピカソの「ゲルニカ」をテーマに作られた

お茶の茶碗らしからぬ奇抜な姿です。

今のウクライナを想い、

平和を祈って購入されたとのこと。

 

私にとって、新しい体験と知識に

うもれそうな一日でした。

 

ところで、着物で一日中過ごし、1万歩以上

歩きましたが、メルカリでゲットした低反発の

草履が役に立ちました。痛くないのです。

 

  

 

着物を気軽に着る機会を応援してくれる

現代のアイテムかと、感心してしまいました。

 

作品展・紅葉・美術館巡り・・・

コロナに負けず、行動したいですね。

夏に見つかった頚椎の異常と脳腫瘍のMRI検査で、

今後の治療方針を決める11月でもあります。

  今月は、忙しくなりそうです。

 

寒くなりました。みなさまのご健康を

   お祈り申し上げます。

 

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