295.衝撃的な映画でした・・・  | 脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

40代で余命宣告され、脳腫瘍手術〜リハビリを乗り越えた体験記です。

毎日暑くて、台風まで来て、

世の中、お盆だというのに

帰る田舎もなく、

(大変なご苦労をされている方には、申し訳ありません)

思い切って、銀座に行きました。

 

映画「存在のない子供たち

 

ヒロインは、12歳位の男の子。

出生届けを出さなかったため、

身分証明書も無く、年齢が不確かなのです。


 

「中東の社会問題に切り込んだドラマ」

ということですが・・。

子供を労働力とみなし、

愛も教育も与えない主人公の親に対して、

不法移民で赤ん坊の存在を隠している母親の、

子供に対する愛が対照的に

映っていました。

 

終末で、少年刑務所から「親を訴える」という、

衝撃的な結末に、社会問題を扱っていながら、

この映画の奥深さを感じました。

 

「生まれてこなければよかった。」と、

少年ゼインに言わせてしまう、

何という裁判シーンでしょう。

 

「死亡証明ではない。身分証明の写真だから

笑って!!」といわれて、

写真を撮るシーンで映画は終わります。

 

初めての「ゼイン」の笑顔でした。

 

重苦しい画面の中で、赤ん坊のヨナスの姿の

愛くるしさに、ホッとさせられました。

 

 

帰りの電車で、

ネットをチェックしていると

「コロンビア政府は、

国内で生まれたベネズエラ難民の子に

国籍を与えることを決めた」という

ニュースを発見しました。

ベネズエラの国籍のままだと

学校教育を受けられないなど

生活に支障が出てくるというのです。

 

100万人を越えるベネズエラ難民を受け入れている

コロンビア政府の人道的決断に敬意を表します。


     

それにしても、親に見放された子や

戦いの止まない世界の、何と多いことか。

「チコちゃんに叱られる」の決め台詞みたいに

嘆いても仕方ありません。

 

8月15日は、日本の「終戦の日」です。

 

命を貰って、この世界に生まれてきたからには、

「生きていて、よかった」

「生まれてきて、よかった」

と思える人生を送りたいですね。

 

自分の「今」を見つめながら・・・

 

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