フィンランドの北極圏、ラップランドの
サーメの人の暮らしを覗いてみました。
そのひとつ、トナカイを預かって育てている、
「トナカイ牧場」を訪ねました。
トナカイは、食料になり、防寒アイテムにもなり、
北極圏では、欠かせないとのことです。
午後の4時頃でしたが、辺りは真っ暗。
その中で、トナカイに餌をやり、
林の中を、「そり」に乗せてもらいました。
家の中は、暖かく、
外の氷点下の寒さが嘘のようでした。
何代も続く思い出の品が、
飾られていました。
懐かしい「蓄音機」も時代を感じました。
そして、村の平均的な家庭を訪ねました。
玄関で、外の寒さを持ち込まないように
雪を払い、コートと防寒靴を脱ぎます。
どの部屋にも床暖房を施し、
家中が暖かです。
窓は2重・3重で、暖炉やサウナ、
大きな乾燥機が備えられていました。
暖炉は、停電になったときに
暖を取るため、どの家庭にも
必ずあるそうです。薪は白樺の木でした。
(乾燥機) (サウナ)
長い時間を家の中で過ごすので、地下室には、
ホビールームがありました。
配管設備や保存食用の大きな冷凍庫など、
北極圏で暮らす人々のたくましさと、
知恵や工夫に驚かされます。
人は、その土地の風土にあった
暮らしをして歴史を紡いで来ました。
私たちの国、日本でも四季折々の暮らしが
あります。また夏と冬の寒暖の差が大きく、
夏の湿度と冬の乾燥に耐える知恵や工夫が
あります。
先日、日本建築の宮大工を先祖にもつ方の
話を伺うことがありました。
屋根のカーブ1つ取っても、温度や湿度、
台風や地震などを見越して、長持ちするように
作られているとか。
素人の私には、驚くばかりのお話でした。
自分が、生かされている今を思うと、
医療の有り難さを感じます。
人が、生かされている今を思うと、
自然の有り難さと驚異を思います。
「自然との共存」
これからも大切に考えていきたいと
思います。
・一年の垢を落とした枯木かな
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Wherever we go is someone lives.
In the Arctic Circle Lapland,
there is Sapmi people.
They make their living by raising reindeer,
etc. It is too cold about a below-zero,
but in the room it is warm.
They make up with various ideas to live
comfortably there. It’s amazing for me,
but we live anywhere with nature.
We must learn of nature and keep
a valuable nature. I think so.
Thank you.
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