脳腫瘍の手術から、17年が経ちました。
2000年2月22日の手術日は、
「手術記念日」
として忘れられません。
脳という人間として重要な部位なので、
手術で、取りきれなかった腫瘍が、
また活動していないか
年に一回、MRIで検査をしています。
脳幹部に出来た腫瘍は、神経を何本も
取り込んで大きくなっていました。
神経を切らなかった分、
腫瘍の全部を取り除けませんでした。
今年も3月は、MRIの検査日です。
耳栓をしますが、相変わらず
耳元で道路工事をしているような
騒音です。
ガガガ、キーキー、ドンドンドンガー、
ピンポンピンポン、ガー・・・
約30分、ドームの中は、
すさまじい音の世界でした。
途中、造影剤を入れるため、
中断されますが、すぐに再開。
「あと、7分位です。」
先生の言葉に、ほっとします。
検査中に花粉症のくしゃみが出たら、
最悪です。取り直しなんてごめんです。
マスクを直前までしていました。
目が痒くならないように、
廊下で待つ間に目薬を差しました。
やっぱり、30分は長いです。
道路工事のような音だけでも
何とかならないものか、
医学の進歩を願います。