涼しくなったと思ったら、また暑い日も。
でも、朝晩の気温にほっとします。
クーラーなしでも寝られるようになりま
した。みなさんの地域では、いかがですか。
8月に日本書紀の本に出会いました。
断片的には聞いていましたが、通読する
のは、初めてです。
勉強会があるというので、独りよがりになって
はと思い、参加することにしました。会場は、
衆議院議員会館の会議室です。
テキストは「神代」でしたが、頂いた資料は
「古事記」でした。
千代田線の国会議事堂前から地下通路で、
衆議院議員会館まで行くことができました。
地上に出たのは、国会議事堂の目の前です。
日傘をもっていましたが、不要でした。
国会前では、スピーカーで何やら訴える集団
もいて、警察官が重々しく立っていました。
衆議院議員会館では、まず通行証をもらい、
ICチップで入場できるシステムでした。
現代語訳で著者でもある「寺田惠子先生」
の講義です。3時間が、あっという間でした。
神代の世界でもアマテラス(天照大神)が
田植えをしたり、はたを織ったり、自ら働いて
いる姿に驚きます。その子どものオシホミミ、
孫のホノニニギも「穂」の字が付きます。
稲穂を神代の頃から大事にしてきたのですね。
今上天皇も田植えと稲刈りをし「新嘗祭」をし
て神に感謝します。伊勢神宮の「神嘗祭」では
天照大神へ新穀を奉納します。古代から「穀」
すなわち「稲・米」を大切にしていたのですね。
今はどうでしょう。
主食の米が不足。米の値段が高い。
1年半前に2000円位で買えたのが、今や
消費税を入れると5000円前後(5kg)。
米を普通の商品と同じく、自由競争にして
しまった政府。外国への輸出米や飼料米には
「補助金」を付けても、国民が食べる米には
補助金どころか、実質の減反で足りなかった
ら輸入米で補えばいいという政策をとって
きた自公政権。
なんて罰当たりな政策だったのでしょう。
戦争の場面をみても
「お腹いっぱい食べたい。」
「白いご飯が食べたい。」
といいます。
病気になったら「おかゆ」を作ります。
パンでも、ピザでもありません。
戦後しばらくは「食菅法」がありました。
食糧の価格や供給を政府が管理するという
ことでした。それを「食糧法」で政府から民間
に流通を任せる仕組みに変えてしまったの
です。政府は「備蓄」に限定し「減反政策」
を推し進めてきました。
私が小学生の頃は、秋田の八郎潟の干拓
などの水田耕作地を増やして、お米の増産
計画を教わりました。暖かい地方での二毛作
も、今では死語になったのでしょう。
日本書紀・古事記や歴史を学ぶことは、国を
豊かに、人々を幸福にする「先人の知恵」を
知ることです。
風土も国民性も文化も伝統も異なる西洋の
真似は、日本と日本人に適しているのか、
ゆっくりと判断することが大事です。
何といっても歴史が違うのですから。
安易に外国人を移民として受け入れても、
日本人も外国人も不幸になります。
選択制夫婦別姓と言っても馴染めません。
みなさんは、どうお考えですか。
自民は、首相選挙で真っ最中ですが、
民意の「減税」は、どうなったのでしょう。
一時の「バラマキ」や「給付金」ではなく
国民に共通の「消費税減税」です。経団連は
大反対して、自公も反対しています。輸出企業
の輸出還付金が無くなるからですか。
赤字企業にも課せられる消費税廃止で、どれ
だけの中小企業が救われることか。しいては
国民の給料が保障され、経済が回り、手取り
収入もアップするという、国民の願いです。
「ガソリン税廃止」の代わりに「走行税」なる
ものを用意しています。減税には「財源がー」
と渋りますが、増税はすぐに通過してしまう
政府と財務省。橋や地中の水道や下水管などの
老朽化に伴う増税も考えているとか。国民が
困っている時でもますます取り立てる財務省。
家庭では、突然の出費があっても、決まった
収入の中で何とかやりくりしています。国には
やりくりするという発想は、ないのでしょうか。
「安心安全な日本」
「学び・はたらく喜び」
「 健康で明るい毎日」
私も暮らし方を見直そうかと思います。
先人の知恵に学んで。
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