昨日、たいへんびっくりして、そして悲しくなって、クッソ~
っとなった出来事がありました。

昨日はたまりにたまった屋根の雪を、Facebookでつぶやいてやっと見つけた業者さんが降ろしに来てくれた日でした。
私が住んでいる場所は住宅地で、両隣、家の後ろと3方を他の家に囲まれています。
なので、雪下ろしをする時はその3方の家にたいへん気を使います。
ですが
今年はすでに3方の家が全て私より先に雪下ろしが終わっていました。
私のブログをご覧くださってるみなさまのところは雪下ろしがありますか?
私の住む秋田県横手市という土地は毎年屋根の雪降ろしが必須です。
今現在、平地の雪はすでに1m70cmを超えています。
これは単純に、屋根の上にもそのくらい積もっているということです。
さて、その屋根の雪下ろしですが、今年も近所ではうちが最後になってしまいました。
さっきも言った通り、お隣の3方全てのおうちが雪下ろし終わっていたのです。
この雪下ろしですが、お隣が雪下ろし作業をするたびにものすごい音です。
それは
隣どうしの家の壁が非常に近く、降ろした雪が隣の家の壁にガンガンあたるからです。
みなさん想像でしますか?
雪はふわふわ軽い綺麗なだけのものではないのです。
屋根の上の雪は多少の気温の高さで柔らかい雪からものすごい重い重量のある雪に変わるのです。
屋根の上の雪はたった数ヘーホーメートルで簡単に1tとかの重さになるそうです。
その重みのある雪がガンガン壁にあたるわけですから、その音や震度たるや、ものすごいのです。
我が家のネコたちはその音や家中の響きに驚いて一日中ソワソワです。
だけど、
私はそれはお互い様だからと思い、不平不満を言うなどということは一度もありませんでした…。
ところがです。
昨日、やっと見つけて(今年はあまりの雪のすごさで業者さんがパンクし、請け負ってくれるところを見つけるのが至難の技です。)やっと始めた雪下ろし作業に、3軒とも物言いしてきました。
本当にびっくりです。
その理由もびっくりです。
理由は長くなってしまうので割愛しますが、
一軒のお宅のおじさんは、わざわざ自宅屋根に登ってまで文句を言いに来たそうです。(下から話しかけても聞こえないから)
その言ってきた内容の理不尽さに、人のいい業者さんだったのにもかかわらず、雪玉を作ってぶつけたくなったほどだそうです。
本当に申し訳ないです。
やっと来てくれた業者さんにそんな思いをさせてしまって。
だけどこのお話は、ただのお隣どうしの雪下ろし問題の愚痴ではないのです。
私がお伝えしたいのはここからです。
私その話を雪下ろしの業者さんから聞いて、すごく悲しくなったし、消えたくなるくらいの思いだったし、そして、こんな土地、絶対引っ越ししてやる!などとすごく動揺し、そして悔しくて泣きました。
いままで不平ひとつ言わずいた私への態度がそれか?
ひとしきり被害者意識にどっぷりつかっていると、その中から一つの思いが浮かび上がってきました。
それは私が書いた、そう、
私はお人好しの被害者でいることに甘んじていたんだ。
私は自分には隣をこのヤローとか、うるせーよ、とか思うブラックな自分をひた隠しに抑えこんで、いい人でいようと決め込んでたんた。
そんな思いがふつふつと湧いてきました。
私はどっぷり被害者になりきってた。
バカ、私。
離婚してシングルマザーでたいへんで守られるべき存在という自分を演じようとしてた。
それに気が付いたら、先ほどまでの涙はすっかりとまり、がぜん元気が出てきた。
“ブラックマッキー大全開じゃーー!”
これは、私が
実際にお隣に文句を言いに行くということではありません。
いい子でいよう、弱者でいよう、被害者でいよう、という意識を完全に手放すということ。
クッソー!ぜってー強くなってやるっ!!
これは、人と戦うということではない。
ただ、自分が強くなるということ。
昨日の隣人との雪下ろしトラブルで私は神様に
“そろそろそこに気付きやがれ”
って、
ゲンコツでぶん殴られた気分でした。
でも、その愛の鉄拳がなければ私は決して気が付けなかった。
痛かったけど
ありがとー!神様!!
私、ぜってー負けねー!
今よりもさらにさらに強くなってやる!!
マッキー


