名古屋の女性税理士・荒井真紀です。
突然ですが、「税務調査」という言葉を聞いたことがありますか?
税務調査とは、国税庁が管轄する税務署などの組織が、
納税者の申告内容を帳簿などで確認し、誤りがないかどうかを確認する調査のことです。
税務調査が入る、というと、何も悪いことをしているつもりはなくても、経営者にとって精神的、時間的に大きな負担が生じるものですね。
そして、今この時期、実は税務調査の最盛期なんです。
税務署の事業(事務)年度は7月1日から翌年6月30日なのですが、
人事異動が7月10日であり、実質のスタートは7月10日からです。
大部分の調査官は、7月から年末までに数字(増差税額等)を上げることを目標としています。
その理由は、年末までの税務調査事績が勤務評定の大部分を締めるためです。
そんなわけで、当事務所の顧問先様にも、先週・今週と立て続けに2件の調査が入っています。
まだ経験したことがない経営者にとっては、税務調査っていったいどんなことをするんだろう?
きっと未知の世界ですよね。
先週2日間にわたって行われた税務調査を、
お伝えできる範囲でレポートしたいと思いますので、よろしければ参考にしてくださいね。
【つづく】
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