小学校でいうところの「放課後」の時間、
我が園にも卒園児が顔を出してくれることがあります。
珍しい来客もあれば 時間を見つけて度々遊びに来てくれる常連さんも。
とってもとっても嬉しいです。
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7日金曜日、この日も小学生女の子2人組があそびに来てくれました。
常連さんのこの2人。僕の顔を見るやいなや
「よぉ、まさちゃん!」
・・・・・以前は突っ込んでいたこの呼び名ももう慣れてしまいました(汗)。
まぁバカにしてるというよりは、むしろ恥かしさを紛らわすためにそう呼んだのがきっかけ。
彼女らにとってこれが一番僕との距離が縮まる呼び方なら
ま、いっか・・・と妥協ですよ(苦笑)。
毎回遊びに来ては僕のクラスに直行。
黒板にこれでもかってほど、いたずらをしてくれます・・・・
するなー!!(笑)
黒板のいたずら書きは決まって「問題集」。
私たちの好きな食べ物は?とか好きな芸能人は?とか
好きな教科、嫌いな教科は?とか。。。。
たいていは外れます。。。。
「なんでまさちゃんはこんなに私たちのこと知らないの!!」
「とかなんとか言ってよぉ、合ってる答えも“×”にしちゃうんだろうがぁ!」
「あ、ばれてた?」
そ、そうなんだ…(汗)
以前誕生日を問題に出され、答えられないでいたら・・・・
「あ~あ、まさちゃんにとって私達ってそんなもんなんだねぇ~」
・・・・・うぅ。。。ご、ごめん(汗)。
彼女らの勢いにはかないません。
「まさちゃん、私たちのこときらいでしょ??」
「そんなわけないだろ。大好きだよ!」
うわ、きもっ。
こらぁ~(怒)!!
彼女らのペースに引きずられっぱなしです(笑)。
さて今日の話。おなじみ黒板使っての「問題遊び」も気が済んだようで、
「まさちゃん、ボールのあてっこしよう!」
これも最近では彼女らとのおなじみのあそびになっています(笑)。
いくつものビニールボールがあって、それで雪合戦の如く当てまくるのです。
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ところで話は変わりますが、最近世の中は物騒。。。。
少年犯罪は増加し、小学校でも陰湿ないじめは存在します。
常日頃から感じていることですが、卒園していった教え子たちがもし
つらい悩みを抱えてるのならその時は力になってやりたい。
良きアドバイスはできなくとも、話を聞くことぐらいはできる。
ムカつくこと、嫌なこと、不安なこと、
いくらでも先生を「はけ口」にしていいんだから。
それは僕がずっと抱いている思い。
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今目の前にいる小学生の女の子。
せっかくこうして遊びに来てくれてるのだから悩みがあったら何でも話せる存在でいたい。
「なぁ~、お前ら最近悩んでることとかあったら・・・・」
バコッ。
ボールを投げられました(汗)
「もし学校で嫌なこととかあったらさぁ~・・・・」
ガンッ。
顔狙いです(汗)。。。
「だから(怒)!お前らがもし悩んでたら力になってやるっていって・・・・」
バシッ。ドスッ。ボコッ。
お~ま~え~らぁ~~!!!(怒)
「キャァ――――――(笑)」
・・・・まったく(汗)。。。
余計なお世話なのかなぁ…(寂)
「・・・・・。」「・・・・。」
「分かってるよ、まさちゃんのいいたいこと。」
「うれしいけどさぁ~、私たちはまさちゃんとあそびたいの!!」
・・・・な、なんだよこのしんみり加減。。。
「あそんでくれる大人、まさちゃんぐらいだからさっ。」
う、うぅ~~~(涙)
な、泣かせるなよぉ~(涙)。
「いや、でもホントにつらい時とかはさ・・・」
うざい(怒)!
はい、すんません(汗)。。。
帰り際、
「また来てやるからねぇ~」
「ばっはは~い」
ったく、慕ってくれてんのか、バカにされてんのか(汗)
あいつらの真意がいま一つ分からん(苦笑)。
でも・・・・・
以前あの子達帰った後、黒板のいたずら書き消そうとしたら
【いつも忙しいのに遊んでくれてありがと。
感謝してるぞ。いいこと書いたんだからしばらく消すなよ】
・・・・。
・・・・偉そうなんだよ。。。。(嬉)
素直じゃない素直さ。僕は結構大好きです。