入院まで後1週間になりました。
来週の今頃は病院のベッドの中にいる予定。

カウンセラーさんに指摘されたけど
そこまで感情が乱れてる自覚がなかったのに
指摘されたせいなのか、それとも時間が経ったからか
じわじわと、入院、手術に対しての恐怖心が出て来ました。

何が怖いって言うのはなくて
(手術そのものが怖いとか、術後が怖いとか)
ただただ、ぼんやりと怖いって感じ。

この年まで、入院、手術をしたことがないので
具体的に何がどうっていうのが分かってないから
ぼんやりと、じわじわ怖いんだと思う(笑)

「怖いって思ってる事の正体をしっかり掴んで下さいね」
以前カウンセラーさんに言われた言葉を思い出す。

何が怖いんだろうね?
ちょっと考えてみよう
カウンセリングだったので、カウンセラーさんに
子宮全摘になったと報告。

その後はいろいろと話をして(彼氏と弟分の話もした:笑)
ボロボロに泣いた。
今日は泣くって決めて行っていたので、泣くのも辛くなかった。
泣かされるより、泣く方がいいね(笑)

自分では全摘を割と受け入れてると思っていたんだけど
どうやらかなり感情が乱れているらしい。
乱れて当たり前だからそこは問題ない。

ただ、感情に任せていろんな事をばーって決めてしまおうとしている事
特に人間関係を清算しようとしていることを指摘された。

「前に僕と約束してくれましたよね?感情でうごかないって。
忘れちゃった?じゃあ、今日、もう一回約束しましょう。
感情で動かないで下さい。絶対ってこの場で使いたくない言葉だけど
絶対ですよ。約束ね。だから人間関係や仕事もゆっくり考えましょう」

その後続けて
「あなたはそんな事をしないって僕は信じてるけど。
手術が終わってからも、通院、カウンセリングは続けて下さいね。
自分で勝手に終わらせないで下さいね。これも約束。
後、もう1つ。動けるようになったら電話して下さい。
退院の日が決まったとか、外出可能が決まったとか。
これも約束ですよ。カウンセリングの予約入れなくちゃダメだからね。
今日はいっぱい約束したけど、忘れないで下さいよ?」
と言われた。

やっぱりいろいろ危うくなってたんだな。
カウンセリングがあって良かった。
後もう1回、手術の前にカウンセリングがあるので
そこできちんと事実に向き合って、入院、手術に臨もうと思う。
立ち向かえるようにしてくれるはず。
カウンセラーさんが私を信じてくれてるように
私もカウンセラーさんを信じてるから。
入院までは荷造り以外する事がないので
PCでアマゾンで入院中に読む本とかを探したり
持っていくお菓子を考えたりとかしてます
(病院のご飯が食べられなかった時の非常食:笑)

今の体でいられるのはもう2週間を切りました。
なので彼氏に「急で悪いんだけど、入院までに会えないかな」と
付き合って以来、多分一番のわがままを言ってみた。
実は、向こうは現在無職(いろいろあって会社を辞めた)なので
時間はあるはずだし、2人で遊ぶ用の貯金もあるので
泊まりでも日帰りでも、なんとかなるはず。

なんだけど
「ちょっと無理。費用の事もあるし」
と断られた。
「もう次会える時は、今とは違うんだよ?それでもダメ?」
食い下がってみたけど、答えは同じだった。
きっとお見舞いも来ないだろう。

これは、カウンセリングに持っていく案件だな。

その後日、趣味友達の食事会があるのでおいでと
友達から声を掛けられたので、しばらく行けないから顔を出してきた。
近しい友達には、全部カミングアウトして当分はイベントごとに
参加できないという話をしておいた。
他の人には入院するから、しばらく参加できないと軽く報告。
詳細を言ってないから当たり前なんだけど
「そんなにメンタルやばいの?大丈夫?」と心配してくれたので
「ああ、そっちじゃなくて体の方」というと、みんなホッとしてくれた
閉鎖病棟とかに入ると思ってくれていたらしい(笑)

帰り際、なんとなくみんなハグをするのが恒例で
わー!早く元気になるんだよー!とか
入院生活楽しんでね!とか励ましの言葉を掛けてくれた。

その中で、一番仲のいい弟分(手術の内容を知ってる)が
ぎゅーっとハグしてきて「待ってるから、帰ってきてね
それと、お見舞い行ってもいい?
入院するまでにもう1回会える?
手術しても、やみーさんはやみーさんなの、忘れないでね」
と半泣きで言ってくれた。

お見舞いはお気持ちだけって事で(すっぴん、パジャマで会いたくない:笑)
タイミングが合えば、もう1回ご飯いける人で行こうかと返事をした。

弟分とは確かに仲はいいけど、別に恋人でもないし、普通に友達。
年に数回会うくらいの趣味仲間。
そんな彼が手術の前に会いたい、お見舞い行きたい、手術したって
何も変わらないと、欲しい言葉を掛けてくれた。

一番近くて支えてくれてるはずの人の言葉が、心の距離が遠くて
そんなに近くなくたまに会うだけの人が言葉が、心の距離が近い

どこでこうなっちゃったんだろう?