Z世代のタイパに関する考察 | マルティン・ルターのぶろぐ

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はじめまして、マルティン・ルターです。今年の目標として読了30冊を掲げました。
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Z世代のタイパに関する考察


Z世代:英語圏で「Generation Z」といい、ミレニアル世代の下の世代であるため「ポストミレニアル世代」とも呼ばれます。

 

アメリカのコンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーの定義によると、Z世代とは、1996-2012年に生まれた若い世代を指します。
 

タイパ:タイムパフォーマンス

 

先日、朝のNHKのラジオのニュースで、Z世代がサプライズを避ける様子を放送されていました。

 

それによるとZ世代の若者はネタバレ(中身がわかっていること)を好んで、サプライズを好まない傾向がある。と解説していました。

 

それは現代の風潮であるタイパ(タイムパフォーマンス)を重視しているからこその行動だとおっしゃっていました。

 

最近では映画を倍速でみたり、ホラー映画のキモの部分をあらかじめ知っていてから観るとか、福袋の中身を知らないと購入しないとか、それこそバブル世代のデートで食事にどこにいくかわからないけど、待ち合わせるとか、ドキドキワクワクの要素を取り除く思考になっているのではないだろうか?

 

確かに無駄な時間がうまれるかもしれない。だけど、そこに相手のとの関係性の構築(いやこれから関係性を構築する価値のある人物なのか)をはかる余地がないような気がします。

 

ゼロサム思考のようで心の余白がない。

 

私はいくら技術が発達しても、人間は機械になれないと思っています。

 

人間は人間でしかない。勘違いをして、思い違いをして、学び、成長していく。そんな人間でいいような気がしますが。