●【子供が英語を拒否したら?その4】英語が身近な環境を!
小牧市こども英語MAK(マック)Kids EnglishのKYOKOです。
ここ数日、幼い頃からの英語拒否し続けた長男の英語嫌い克服と成長について綴っています。
最終回の今回、ちょっと長くなります。
興味、お時間のある方だけお付き合いください
「バイリンガル育児中、早期英語教育中のママがぶつかる壁の克服に役立つにでは」
と思い、長男のケースをシェアさせていただきます。
あくまでこれは、我が家のケース、私の個人的な意見です。
たくさんある選択の1つとして参考にしてください。
【子供が英語を拒否したら?その1】こちら
【子供が英語を拒否したら?その2】こちら
【子供が英語を拒否したら?その3】こちら
1歳過ぎから英語拒否し続けた長男の英語知識レベル、およびPhonicsの単音ほぼマスターに驚かされた私
実は、何も驚くことではなかったようです。
なぜって
いくら彼が全力で英語を拒否しても
彼の周りは常に英語で溢れていた
のです
幸い、下の2人は英語が大好き
(長男の失敗から学び、ゆる〜く対応したのがよかったのでしょう)
私がレッスン準備をしていると...
一緒に歌の練習したり
ゲームや工作、活動の実験台になってくれたり
お気に入りに英語の動画を観たり
時に身につけた表現でお互いに会話してみたり
長男が拒否しようが、実は下の2人を媒介に彼も常に英語を耳にしていたのです
"Can I drink soda?"
"I finish my homework. Can I play game?"
"How do you say .... in English?"
※文法間違いはご容赦ください
などなど、教えた覚えのない英語が次々に飛び出す彼に聞いてみた。
『いつの間に覚えたの?』
「だって、AやK(妹弟)がいつも言ってるじゃん」
もし、今、バイリンガル育児中、早期英語教育中でお子さんの英語拒否に悩んでいる人がいたなら、一度考えてみてください。
なぜ、お子さんに英語を身につけてもらいたいのですか
「広い世界を知ってもらいたいから」
「将来の選択の幅を広げてあげたいから」
「自分が英語ができなくて苦労したから」
「自分が英語ができて良かったから」
でも、それ、お子さんが望んでいるの
この時期の英語教育って多くの場合、親が希望して子供に働きかけているんじゃない
それでお子さんも英語好きになってくれればいいのですが...
そうならなかった場合、大好きだった英語が突然に嫌いになってしまった場合....
どうしましょう
どうか
無理強いしないであげて
私がレッスン中、よくママたちに声かけするのは
「発話を無理強いしなくていいですよ。
言えない時はママが代わりに言ってあげて。」
まずはママが英語を楽しんでいる姿を見せてあげてはどうでしょう
子どもたちはちゃんと見てますよ
子どもたちはちゃんと聞いていますよ
だから、子どもが英語拒否したら...
一旦、引いてみて
「引く」と言っても彼らの周囲から英語を無くしてしまう訳ではないですよ
彼らへの働きかけを止めるだけ
引き続き、ママは英語の歌を歌えばいいし英語の動画を観ればいい
時にはママが自分の英語教室に通ってもいい
英語環境は残したまま、彼らへの働きかけだけ控えるのです
子供のためでなく、自分のための英語
今は「ママの英語の時間」嫌なら聴かなければいい。
でもね....
子どもたちは
ママのお側が大好き
だからママが「自分のための英語タイム」を作れば、自然と彼らの耳に英語が入っていきます。
子供を理由にするのでなく、自分を理由に、子どもたちを英語環境に引きずり込んでしまいましょう
すぐに英語に興味を持ってくれればラッキー
何年も何年も英語に興味を持たないかもしれません...
(うちの長男は10年長すぎる...)
でも、英語くらいできなくっても子たちは幸せになれるんだから焦らない
私はこのスタンスでやってきました。
おかげで下の2人は幼い頃から英語が大好き
一度も英語活動を嫌がったことはありません
長男は...
かれこれ10年 かかりましたが、今やっとこれまでの辛抱が実を結ぶ予感
しかも、私のそんな淡い予感に反し、飛躍的な成長を見せています
お子さんのタイプによっては好ましい対応は様々です。
多少強引に引っ張っても大丈夫な子もいます。
むしろその方がいい子も
だから、あくまで対応の一例として参考にしてください。
言語習得の道のりは長いです。
1年、2年で身につくものではありません。
時には立ち止まる勇気を持って
末長く、楽しく続けるためにも無理なく、ゆる〜く、一緒に歩んで行きましょう
シリーズ
子供が英語を拒否したら?
The END