最近『極主夫道』と『ゴジラSP』観るためにネトフリ始めました。まっきぃです。
さてさて、おかげ様で第4話前半、無事公開と相成りました。
で、動画化する際尺の都合でどうしても入りきらずカットしたことや、取材の際に見知った裏話をここで少しだけお話しさせていただければなと思います。
裏話・取材編
クバの御嶽
クバの御嶽は入り口までは現地取材しましたが、皆さんお気づきでしょうか?御嶽での祈りのシーンの背景はイメージ画像となっています。何故か?中は?撮影できないオカルトな理由が?
実はそんな大層な理由ではございません。
クバの御嶽は山登り中級者向けの山道だったんです。
詳しくはこちら↓
そのため、山登り初心者ですらないまっきぃは安全面などを考慮して泣く泣く断念。という情けないお話でした。
教訓…取材も体力
金城哲夫資料館
金城哲夫資料館はご家族が経営されている松風苑の一角にあります。入場料は無料ですが、事前予約必須となります。
んで、この松風苑なんと沖縄で最初にすき焼きを提供した高級料亭なんです。
そのお店の風格はまさに高級料亭……そのことを知らないで訪れたまっきぃは取材中思わず緊張してしまいました……
。oO(こんなことなら庭園の写真も撮っとけばよかったな)
ちなみにこちらのお店、『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!!』の撮影のため沖縄に来た伊賀栗レイト役の小澤雄太さんも訪れたのことです。
おまけコーナーで入れるつもりだったけどカットした話
・金城哲夫氏が脚本された代表作の一つ『禁じられた言葉』。
作中では メフィラス星人の「お前は宇宙人なのか?人間なのか?」の問いかけに対しハヤタ隊員はにやりと笑って「両方さ」と答えます。
これは当時の沖縄県民のアイデンティティの難しさとそれに対する金城氏なりの回答が詰まった大事な言葉だったと言われています。
というのも、これが放送された1966~67年の沖縄は米軍統治下にあり、パスポートが無ければ他県に行けなかった時代なんです。
アメリカ世(アメリカユー)と言われていた時代で、沖縄の人は日本人なのか?琉球人なのか?アメリカ人なのか?と言うアイデンティティがハッキリしない時代だったんです。
その中で金城哲夫が脚本に込めた「両方さ」は当時の沖縄の人々へ「日本人であり、琉球人である」という金城氏なりの答えの提示だったと言われています。
・ウルトラマンジェットの前でウルトラマンと一緒にポーズとってるCAさんは金城哲夫の姪御さんとのことです。このことも注釈として入れたかったんですが、字数の関係で省略することになったのでこちらで改めてご紹介させていただきます。
割とどーでもいい話
・第4話前半作成の際、何気に時間かかったのは付箋の記号決めでした。
いつもだったら複数案提案したらその中から即可決なんですが、最初それで通した案が、後半のシーンつながりの関係で使えなくなってしまうことが判明し、難航してしまいました。
そうなんです。ここで少しだけばらしますが、あの付箋、後半でも重要なアイテムになるんです。どう関わるかはその時までのお楽しみってことで……
と、長くなってしまいましたが、今回の裏話はこんな感じです。
今後これ以前の話などの裏話もこっそり上げますのでお楽しみに!