横尾忠則現代美術館
神戸文学館
今回は神戸まで足を伸ばしてみませんか。桜の名所でもある阪急王子公園駅から5分の「神戸文学館」は、神戸市内に現存する最古のレンガ造りの教会建築。関西学院のチャペルだったところです。
横尾忠則現代美術も王子公園駅から近いので、いつも賑わっています。
文学館
神戸ゆかりの文豪や文学作品の世界を堪能
館内は入口より向かって左側のスペースが受付や図書コーナーとなっていて、右側のスペースが常設展示室と企画展示室を兼ねた大空間となっています。
ちなみに入館料は無料なので、誰でも気軽に訪れることができるのも嬉しいポイント。
常設展示では神戸ゆかりの作家として小泉八雲、谷崎潤一郎、司馬遼太郎、林芙美子といった文豪から、風立ちぬで知られる堀辰雄や、少年Hなどで知られる妹尾河童など約40人の資料が展示されていました。
展示スペースは決して広くはないですが、様々な作家の原稿やスケッチなどはどれも興味深く楽しめました。
9月8日まで、特別展がひらかれています。
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- 文アルと神戸文学館のタイアップ企画展「蘇る神戸ゆかりの文豪たち 其ノ参」を実施中です。
期間中、永井荷風、島崎藤村、志賀直哉、岩野泡鳴、尾崎放哉、柳田國男、河東碧梧桐、徳田秋声の等身大パネルの展示が行われる他、
文アルのイラストを使用したグッズ販売が実施されます。
詳細につきましては、神戸文学館公式ページをご確認ください。
- 【期間】
- 令和6年4月27日(土)~9月8日(日)まで
※休館日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日) - 【会場】
- 神戸文学館(兵庫県神戸市灘区王子町3丁目1番2号)
開館時間:平日 午前10時から午後6時/土・日・祝日 午前9時から午後5時
入館料 :無料
- 【詳細】
- http://www.kobebungakukan.jp/
https://twitter.com/kobebungakukan
横尾忠則現代美術館、9月14日から新企画展示
次回展レクイエム 猫と肖像と一人の画家
2024.9.14 sat. - 2024.12.15 sun.
2024年6月に88歳を迎えた横尾忠則は、グラフィックデザイナーとして注目された1960年代から画家として新たな境地を開拓し続ける現在まで、創作を通じて多くの人々と関わってきました。
憧れの文学者や俳優、ともに前衛的な活動に携わった演劇人や同業者、コラボレーションで高めあう異業種の友人たちなど、ジャンルを横断した交流の足跡は、作品として歴史に刻まれています。
本展は、これまでに横尾が見送ってきた親しい人々と愛猫に想いを馳せる展覧会です。タイトルが示すように、会場は「猫」と「肖像」、そして「一人の画家=横尾忠則」の言葉で構成されています。
「肖像」の部屋では、家族や友人をはじめ、横尾の生き方や創作に影響を与えた人々の肖像画や関連資料を紹介するとともに、横尾自身の言葉でその交流を振り返ります。
「猫」の部屋では、愛猫タマを偲んで描いた「タマ、帰っておいで」シリーズのほか、在りし日のタマの写真やスケッチを展示します。
愛しい者たちが彼岸と此岸を往来し、時空を超えて共存するヨコオワールドを体感できる場となれば幸いです。
同時開催の「YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 」では、本展と連動してアンディ・ウォーホルを特集します。