再録  新たに動画入りました

 

   昔のキリストの映画では、イエスは後ろ姿が多かったように思います。






     いつごろからか正面から映し出され、その顔は、今でいう金髪のイケメンで西洋人風でした(私のイメージもそのように出来上がっていました)が、実際のイエスは褐色の肌・黒い髪だったとか、また、大酒飲みと批判されながらも、皆とわいわいがやがや食事をするのが大好きだったとか、どこかで読んだ気がします。


     そんな血の通った人間的なイエスの方が魅力的だと、私は思います。写真下はイエスの一つの想像画です。





 イエスの生涯の映画中、印象深かったのは、エルサレムの神殿でイエスがブチ切れ暴れたシーンでした。映画の話はさておき、聖書ではその個所が次のように記述されています。


 「イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、鳩を売る者たちに言われた。『このような者はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない』」と。


「ユダヤ人たちは『こんなことをするからには、どんなしるし(奇跡という意味)をわたしたちに見せるつもりか』と言った」のに対し、イエスは『この神殿を壊してみよ、三日で建て直してみせる』と、答えています。(ヨハネによる福音第2章13-25)



   『神殿』とは46年かけて作られた建物のことではなく、イエス自身が父の住まう神殿であり、『三日で建て直す』というのは、三日後に復活するという意味だそうです。



   パウロのコリント人への第1の手紙6章19-20には、  「あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神の神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではない」と記述されています。

      私たちの体は神が住まう神殿だそうです。なんとも恐ろしくも神々しくもあることでしょう?


 「両親・ご先祖様から頂いた体」と言いますが、「神様の住まう体」と言われても・・・ボロ家で申し訳ありません。


(安倍 真理愛)