和歌子:いきなりだけどあなたにピッタリの言葉がはやってるの知ってる?
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天美:「腐女子」とか「貴腐人」とか言うんじゃない?私は漫画や映画は大好きだけど、BL(ボーイズラヴ)に興味はないし、ヲタク(おたく)でもないわよ。

和歌子:ううん、そうじゃなくて「こじらせ女子」っていうのよ。

和歌子:その、「どうせ私なんて」って言う口癖がひとつの特徴よ。あと、自分の女子力に自信がないところなんかもね。

天美:昔の恋愛から立ち直れていない私の傷口を広げる気?





和歌子:そうじゃなくて、「こじらせ女子」と「モテ女子」は紙一重って言いたいのよ。あなたのように自分なりのファッションセンスを持っていておしゃれさんは特にね。

天美:??褒められているのかしら??

       和歌子:「こじらせ女子」は、恋愛を深く考えすぎて臆病になったり、ひねくれ気味で、必要以上に卑屈になってしまっている女性を指すのよ。でも、男性からすると、全く否定的なことでもないのよ。


  天美:ドン引きされるだけじゃないの?                                         和歌子:「勘違いして調子に乗っているよりも、ある意味謙虚に思える・自虐できるのは強みになる・出会いに消極的なのは、一途そうで安心できる・自信のつくきっかけをあげたくなる、父性が働く・見た目や雰囲気で距離を置くのはもったいない・ダメンズに振り回される女性に庇護欲をかきたてられる」。といった男性の声も聞かれるわよ。





天美:そうなんだ。落ち込みをふっきり「えいやっ!」って気を取り直すことが大事ね。                         和歌子:そうそう。あれこれ考え過ぎるあなたなんだから、その考える力を活かして、自分磨きに向けて費やせばすてきな未来が待っているわよ。        (中村 聖代)


               わかやま新報女性面掲載