『First Love 初恋』のあらすじ

Firstlove 初恋 若い頃の2人

   舞台は1990年代後半の北海道。高校生の也英(八木莉可子)はクラスメイトの晴道(木戸大聖)と恋に落ちる。やがて恋人同士となり、かけがえのない思い出を積み重ねていく2人。 



   だが、悲運の末に也英と晴道は別々の道を歩むことに。



  それから約20年の時が過ぎ、30代になった也英(満島ひかり)と晴道(佐藤健)は再会を果たす。   しかし、也英が晴道にかけたのは「はじめまして」という言葉だった。 


Firstlove 初恋 満島ひかり

   学生時代はフライトアテンダントを目指していたが、不慮の事故に遭ったことで夢を断念。30代になった現在はタクシー運転手を務めており、同僚の旺太郎(濱田岳)からアプローチをかけられている。

 ある日、かつて恋人だった晴道(佐藤健)と再会するが……。



  # ネットフリックスの話はさておき、
女性二ュービジネスの世界が面白い。

     #  再録します


「初恋の人にもう一度会ってみたい」

「音信不通の友人を探したい」「一目惚れの人の連絡先を知りたい」-などといった人たちのニーズにきめ細かく応えるサービスである。



 費用は税抜 着手金8万5千円、成功報酬9万円で、交通費は別となっている。


     今までの大手の信用調査会社のスキ間をつくような仕事をしていく。普通は3-4週間かかるのを、3日間で十分な信用調査を行う」(佐藤社長)のがミソという。 


(挨拶)
     

    株式会社初恋の人探します社 代表取締役        佐藤あつ子


初恋の人…そんな想いをつないで二十年。私はこれまで出会った多くの依頼人の想いや人生に教えられ、励まされてきました。


過去を引きずるなとよく言います。でも、過去の思い出が明日を生きる力となることもあるのです。


ともすれば「暗い」イメージで見られがちな「興信所」業界の中で、弊社のみならず多くの調査業者が、このように依頼人の想いをかなえようと日夜懸命に励ん でいることをご理解いただければー。



65歳以上の「戦中世代」の方は男女とも、旧満州(中国東北部)などで知り合いだった人たちの現況を調べたいといった相談がある。


 わずかの情報を手がかりに若いカップルを取りもったケースもあった。 


 「敏速信用調査―72時間報告システム」と銘打った調査の費用は9万8千円。

 









 佐藤社長は次のようなかなり難しいケースも苦労して見つけたという話を披露してくれた。



 「満州開拓団で近所に住んでいた秋田出身の女性の佐藤さん」という情報しかなかったが、これを基に、600件以上の電話をかけて、本人にたどり着けたそうだ。 


  (経済雑誌掲載)