恋愛模様
「ソウルメイトに出逢えれば」

 俳優の市村正親が、24歳年下の篠原涼子と再婚し、59歳でパパになったという話は、かなり前のこと。中高年のおやじに希望の光を与えた、なんて言われていますが、年の差カップルって芸能人だけでなく、案外身近にいるものですよね。



 同級生、同僚など同年齢の異性に囲まれている私たちは、2~3歳程度の異性と結びつく可能性が高いようなのに、年の差カップルがたくさんいるのは何故でしょう。

   一般常識から言えば、不自然に見える年の差恋愛は、必然性があり、その相手がソウルメイトである可能性が高いといえます。ソウルメイト(魂の友)とは、前世でやり残した様々な課題を、今生でお互いに協力しあってクリアしてゆくパートナーのことです。

 ところで、欧米を中心に広まりつつある、スピリチャリズムの世界では、生年月日で数える年齢に加えて、もう一つ「魂の年齢」というものがあると考え、これに肉体年齢や精神年齢(今生における精神の成熟度)も加えれば、何種類もの年齢があるということです。      
      恋愛においては、お互いの持つ色々な年齢が、バランスよく釣り合っている状態がベストだと考えられます。そう考えると、ソウルメイトは、魂の年齢が近い場合が多いので、年の差カップルは、実はごく自然な現象と言えるのかも知れません。 



   自分と世代の違う相手と深く付き合うことにより、見解が広まります。自分との違いを理解して、受け入れようと努力することで、心を磨くことになります。ましてや、相手が、本当にソウルメイトであった場合は、なおさらです。

 社会人の年の差恋愛は、相手がしばしば既婚者であることが多いということ、年の差恋愛は、怖い怖い後遺症が待っていることについては別の機会に譲りたいと思います。
                                          (中村 聖代)