すぐオンナに惚れる紀州男子



 「県民性の違いは、EUでいうところの『国民性の違い』に匹敵する程、性格の違いや恋愛にも大きく影響をもたらします」とは、県民性に関する著書を多数持つマーケティングコンサルタントの矢野新一さん。 


 彼によると、「一目惚れしやすい人が多い県」の堂々1位は、和歌山県。


   ストライクゾーンが広く、情熱的な人柄で、理屈よりパッと見の直感を大切にする、熱しやすいタイプがそれです。



 『紀州の椿の紅さは普通の国とは違う。南国の情熱の赤さだ』という言葉があるように、情熱的で衝動的な性格が多いことが特徴。全国各地に漁を求めて出かけた歴史のためと思われます。 


 ちなみに2位は広島男性で、大学の県人会では盛上り度NO.1と言われる程、恋愛に対してもお祭り気分で積極的な傾向があるようです。


     3位の大阪男性は、お笑い発祥の地ということもあってノリがよく、振られてもくよくよしない。恋愛面においても同様で、戎橋は別名ナンパ橋、当たって砕けろの精神でアタックしています。 


 ただしこれは男性編。


 「同じ県出身でも男女で気質に違いが生じる」そうで、女性編「一目惚れしやすい人が多い県」の1位は高知県・2位宮﨑県・3位沖縄県と続きます。


    いずれの県も男性の働きが今ひとつで、女性が男性を支えてきた歴史があり、男勝りで、恋愛にも積極的だといいます。



 和歌山県に住む私たち女性は、男性から「一目惚れ」されやすい環境にあるのですね。 


 「一目惚れ」はドラマチックで素敵ですが、自分以外の人も好きになりやすい・思い込みが激しい・冷めたときの落差が大きいというような「落とし穴」があります。


   こうしたことをあらかじめ心にとめておけば、ハッピーエンドかも。 



     岩田 真琴