続き


2016年11月末


宴会コンパニオンのアルバイトが繁忙期に入り毎日どこかの宴席に出ていました。


そんな中でのある宴席でのこと。


お客「誰かこいつに女の子紹介できないかなあ?いい奴なんだけどずっと彼女いないんだよね。金もあるよ!」


と、紹介された人がいました。その人はその会のトップだったのですが、町内会の会長みたいな、持ち回りで誰かがやらなくてはいけないような肩書き。


年末で代替わりをするので、その人を労る意味も込めての忘年会で、偉いわけではないけれど何となくその人を持ち上げといた方がいいような雰囲気でした。


こちらも仕事なので、営業モード。


私「そうなんですね〜。どんな子がタイプとかあるんですか〜?」とか何とか言って適当にあしらっていたような。


その会は焼肉だったので私たちコンパニオンはひたすら肉を焼いていました。


宴席の時コンパニオンは食べてはいけないことになっているので仕事に徹していたのですが、いつの間にか私はその、紹介された人=会長の隣に座らされ、「好きなの食べな。冷める前に。」と1番いいポジションに。


そしてなんやかんやで2時間が終わり、この後の二次会はどうするかの交渉に入ると、会長と会長に彼女を作りたい、と紹介してきたお客とコンパニオン2人、の4人で二次会へ行くことになったのです。


続く