ドラマ『波よ聞いてくれ』最終回に思う
ドラマ『波よ聞いてくれ』最終回を観ました。
疲れた身体に小芝風花ちゃんは癒される(^^♪
それとは別に、このドラマには、
ラジオパーソナリティとしての牧内直哉が共感する点が多々ありました。
前のブログにも書いた「ラジオのリスナーは参加者」、
久連木さんが語ったラジオの魅力の一つ「自由度の高さ」、
そして、最終回の大地震の夜の『波を聞いてくれ』のような番組。
他、書き出すとキリがないのですが、とにかく多々ありました。
私、局アナ時代に、富山での災害時のラジオの役割について、
NHKやAM局に比べて、FMとやまは報道力は弱いのだから、
それよりも、今まで築き上げてきたリスナーとの繋がりの強さを活かして、
基本はバラエティなんだけど、同時にリスナーの安否確認にもなる、
そんな番組をパーソナリティリレーでやるしかないと考えていました。
まさに、このドラマの最終回でやっていたような、ああいう番組です。
毎年やってた他局と合同の防災特番で「その時ラジオにできること」
なんていうサブタイトルを付けるのなら、そういう意見交換をしたらどうか、
と当時の上司に意見しましたが、例によってスルーされまして・・・。
いつまでもああいう番組、いや、あれはあれで大事なんですけど、
あのままで続けてもFMとやまとしては意味がないと思い、
あの防災特番の進行役は3~4回ほど務めて、あとは辞退しました。
そんなことを思い出した、ドラマ『波よ聞いてくれ』の最終回でした。
大地震の夜、リスナーさんたちは『波よ聞いてくれ』に救われ、
一方で、鼓田ミナレや番組スタッフもリスナーさんたちに救われた。
自分たちはこんな風に番組を続けて良いんだと認めてもらえた、
そんな時間になったのではないかと思います。
麻藤ディレクター、「大地震」は「おおじしん」ですよ。とか、
そんなに強くカフを上げるのは・・・、ミナレならまぁ良いか。とか、
生放送中にあんまり考え込んだら放送事故になるよ。とか、
気になるところはありましたが、でも、今期イチ好きなドラマだったのは、
「小芝風花ちゃん主演だったから」だけが理由ではないということです。
ラジオパーソナリティ。
許されるのなら、死ぬまで続けたい仕事です。
まぁ、気力が薄れることも多くなってはきましたが(>_<)
にしても、小芝風花ちゃん、7~9月期もドラマ出演があるし、
どうも、その次の期もあるみたいで大忙しです。
ファンとしては嬉しいですが、働きすぎで身体が心配にもなります。
って、大きなお世話ですね(^_^;)