映画『藤枝梅安2』/『私の幸せな結婚』
最近、映画館に行ってません。
行ってないのに、UPしてない感想文が溜まりまくっているという・・・。
メモは残していますが、もう記憶があやふやになっております(^_^;)
『仕掛人・藤枝梅安2』
公式サイト:https://baian-movie.com/
『仕掛人・藤枝梅安』の続編。
本当は間を開けずに続けて観たかったです。
前作同様、色気ダダ洩れの梅安でした。
豊川悦司さん、片岡愛之助さんに加えて、今作は椎名桔平さんも登場。
どこまでもどこまでも、テーマは色気ダダ洩れだったのかもしれません。
「女を抱くと死に近づいてるような気がする」という台詞があって、
「あ~僕(牧内)は長生きできるな~」って、嬉しくないね(´;ω;`)
色気に加えて、仕掛人の切なさも描かれていました。
本作では井坂惣市という彦次郎の仇が登場します。
一方で梅安を仇として恨んでいる仕掛人、井上半十郎も登場します。
そう、仕掛人として恨まれることもあることを梅安は悟っているんですね。
(以下、“適度”にネタバレしています。ご了承ください)
展開として私が好きだと思ったのは、
彦さんの仇は梅安が自分の仕事にしてくれたということ。
でも、井上のことは自分で迎え討とうとしました。
自分が助かるために井上を殺るのは仕掛人としての義がないのでは?
と思ったのですが、いや、梅安は自分も死んでも構わない気でいたのでした。
ただ、それは彦さんが許さない。最後に彦さん大仕事!
梅安と彦さんの関係は単純な友情ではない、なんとも言えない魅力です。
エンドロール。
前作に続いてまたしても「あれ?この人どこに出てました?」の名前が。
エンドロール明け。凄いキャラクターとすれ違ってました。
どうしたいねん。『マジンガーZ対デビルマン』みたいにしたいのか?
まぁ、私はちょっとテンション上がりましたけどね。
『私の幸せな結婚』
公式サイト:https://watakon-movie.jp/
タイトルやポスターだけなら明治大正の恋愛映画かと勘違いしますが、
それっぽい時代背景の中で展開される、異能者たちの戦いの物語でした。
つまり、国も時代も定かではない話なので構わないのですが、
台詞の言葉遣いや若い俳優さんたちの演技が軽くて、
やはりもう少し重厚感というか、時代みたいなもは感じたいところでした。
ある宿命を持つ家系に生まれた斎森美世は実母を早くに亡くし、
継母と義妹に虐げられながら暮らしていました。
今田美桜さん、まぁシンデレラみたいなもんです。
いや違います。違いますけど、シンデレラなみに可愛いので。
イケてない設定のノーメイク(風?)の時から既に可愛い!
ある日、美世は名家の当主である久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられます。
久堂様は女性に冷たい男と言われていて、その理由もよく分かりません。
という設定ではあったのですが、二日目にはツンデレ状態で、
え?久堂さま、もう美世のこと好きやんか!みたいになってました。
大人気の目黒蓮さんですが、
なんかこんな感じなんですよね。
(以下、“適度”にネタバレしています。ご了承ください)
で、いろんな秘密が明らかになっていきます。
美世は異能者同士の両親の子ながら無能であったことで、
両親の死後、不幸な日々を過ごしていたはずでしたが、
実は最強クラスの異能があり、
それを母親が娘を守るために封印していたのでした。
ありがちとはいえ、良く言えば「王道」で、
それ自体は面白いのですが、全体的に設定や展開が雑な感じもしました。
黒幕の真の思惑や明らかになっていないキャラクターもいるので、
必ずあるであろう続編以降で描かれる真実もあるのかもしれません。
ただ、私はそれを劇場に確かめに行くだろうか・・・。