映画『スパイダーマン:スパイダーバース』 | 牧内直哉の「フリートークは人生の切り売り」Part2

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』

スパイダーマン:スパイダーバース

(上映中~:TOHOシネマズファボーレ富山、J-MAXシアターとやま、TOHOシネマズ高岡)

 

ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生のマイルス・モラレスは、

“あの”クモに噛まれてスパイダーマンになってしまいますが、

能力を使いきれずにとまどっているうちに、事件に巻き込まれてしまう。

という物語。もう「すごく面白かった!」で終わらせてしまいたい!

 

でも、ちょっとだけ書くと、まず、なんともいえず絵が良いです。

私が子供の頃に『セサミストリート』(説明は割愛します)を観ておりましたら、

アニメでバットマンが出てくるコーナーがあったと記憶しておりまして、

あんな感じの昔風のアメコミの絵が最新技術で動いている感じが楽しめます。

 

実写版の『スパイダーマン』って何作も作られてますよね。

どれがどれだか、繋がってるんだか繋がってないんだか・・・。

というところも上手く突いた設定のような気がしました。

すなわち、「スパイダーマンは一人ではない」「誰でもヒーローに・・・」と。

 

本作では自分たちが存在している場所とは別次元の・・・という形で、

スパイダーマンが何人も登場します。ピーター・パーカーだけじゃないんです。

日本のアニメですか?みたいなキャラクターも登場します。

その登場の流れも上手く段階が踏まれていて面白かったです。

 

それでいて、原作(過去作)に対するリスペクトも多分にあります。

今まで『スパイダーマン』を観たことがなかった人には?な点もあるでしょうが、

そんなに深い造詣も必要ないです。でも、メイおばさんが(@ ̄□ ̄@;)!

スパイダーマン3アメイジング・スパイダーマン2、一応リンクしておきます。

 

富山の3劇場は吹替え版のみの上映ですが、本作はそれで良かったです。

これは本作に限らず、最近のアメリカのアニメ作品には少なくないのですが、

作品中の必要な文字も日本語で書かれていて、こういうの優しいですね。

音楽も上手く使われていたし、エンドロール明けも・・・。はい、おしまい(^_-)-☆