映画『レゴバットマン ザ・ムービー』 | 牧内直哉の「フリートークは人生の切り売り」Part2

映画『レゴバットマン ザ・ムービー』

『レゴバットマン ザ・ムービー』
(上映中~:TOHOシネマズファボーレ富山、JMAX THEATERとやま)
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/legobatmanmovie/

最初に書いちゃいますけど、これ、相当に面白かったです。
『バットマン』の映画は過去に何作も観てきましたが、それほど造詣も愛も深いわけじゃない。
そんな僕みたいな観客が一番楽しめる作品だったのかもしれません。
全く知らなければ楽しめないギャグも多いですが、そういう人は観ないでしょ。

オープニングのクレジットのギャグでツボにはまりました。
今回は吹替え版(これしかなかったのです)で観ましたが、もうこれが大正解。
今さら言うまでもないですが、バットマン役の山寺宏一さん、やっぱり激ウマですね!
あ、ロビン役の小島よしおさんも上手くキャラクターが活きてました。

キャラクターも街も乗り物もメカも・・・、いろんなものがレゴで作られてます。レゴ凄い!
もちろん、限界もあります。が、そこもちゃんとギャグで処理しているところが面白い!
一番凄いと思うのは、途中からあまりレゴが気にならなくなったところ。
とはいえ、最後の最後はレゴらしさが活きたゴッサム・シティの救い方でした。

途中からレゴが気にならなくなった(忘れたわけじゃないです)理由に、
最初は『バットマン』の矛盾(ツッコミどころ)を突いたギャグのオンパレードだったのが、
中盤以降はキャラクターの設定を活かしたヒューマンドラマになったことがあります。
そうですね、バットマンは孤独ですものね。もう他人事じゃない!?

物語自体は難しくないので子供も楽しめます。でも、子供向けではないような・・・。
この作品そのもに対するツッコミどころも幾つかありまして、
僕が思ったのは「コングを凶悪組に入れないで!」ってことなんですけど、
まぁ、そういうことも含めて最初から最後まで楽しめました(^^♪