栄養士のお仕事のひとつ「栄養価計算」

これ、どうやってやるの……?

聞くに聞けないポイントについてお知らせします。

 

 

 

今日は 【パスタ】 についてです。


 

 

 


ハート はじめましての方へ ハート


管理栄養士・料理家の柴田真希です。 (自己紹介 はこちらから)

 

宝石赤フリーランス、副業、転職、起業…ビジネス力を高めるための無料メルマガ

 

宝石赤レシピの書き方講座

宝石赤コラムの書き方講座


 

 

 

 

【塩昆布の簡単スパゲッティ】

(1人分)

茹でたスパゲッティ…200g

塩昆布…10g

オリーブオイル…大さじ1

(※ レシピは仮です)

 

さて、こんなメニューの栄養価計算をお願いされたら

どう計算しますか?

 

この栄養価計算、ポイントが2つあって

どう作ったかをきちんと聞かないと

塩分が「1.8g」or「4.2g」……だいぶ差異がでてしまうんです。

 

なぜかわかりますか?

 

 

【ポイント1:茹でたスパゲッティの塩分は高い! 】

レシピに「茹でたスパゲッティ」とありますが

そのまま茹でたスパゲッティ 200gで計算すると

塩分が高く出てしまいます。

 

なぜなら……

成分表の「スパゲッティ ゆで」は1.5%食塩水でゆでた場合だからなのです!

 

塩を入れてゆでるのが定番ですが

減塩を気にされている方などは、ゆでるお湯に塩を入れない場合もあります。

 

入れない場合は「乾」に換算して計算するようにしましょう。

 

 

 

【ポイント2:乾物は戻した(茹でた)時にどのくらい増えるか 】

 

商品によって乾物や塩蔵品などのもどし率が異なります。

もちろん、実際に調理して計測してもよいですが

毎回調べるのも大変なので、「調理のためのベーシックデータ」で

調べるのがおすすめです。

 

▼調理のためのベーシックデータ

 

 

スパゲッティは乾物からゆでると、2.2倍に膨らみます。

(「調理のためのベーシックデータ」(女子栄養大学出版部) 参照)

 

つまり、

200÷2.2=90.9 ←乾麺での重量です。

 

▼先ほども登場したゆでスパゲッティと比べると……

 

塩分が「1.8g」or「4.2g」……となっているのがわかりますよね。

栄養価計算は材料だけではなく、「作り方」もしっかり見ないと正しく計算できないのです。

 

 

 

===== * ===== 

 

スパゲッティの塩分って気にしたことがなかったかもしれませんが

最後、確認しないで提出してしまったりすると

「こんなに塩分が高いですが正しいですか? 」

と問い合わせがきてしまうこともあります。

 

しっかり確認して提出するようにしましょう。

 

 

===== * ===== 

栄養価計算はどんなソフトを使っていますか?

 

今はフリーで使用できるものもありますが

1度提出したものを、再計算するとなると

イチからやりなおさなければならなくて不便です。

 

 

 

当社で開発した 栄養価計算エクセル 楽らく栄養ちゃん2020(八訂)

【かんたん入力機能】がついているので、こんなに簡単に食材入力ができます。

 

 

「Excel(エクセル)」で計算できるので、ネット環境が悪いところでも作業できます。

(外で仕事していて、ネット通じないと計算できないのって不便なんですよねー…)

 

エクセルで保存できるから

・調味料を調整したい

・間違えて食材を入力していた

なんて時にも再計算が楽々♪

 

食品成分表に記載のないけど、よく使うもの……

「白だし」「コチュジャン」「アーモンドミルク」「メーカーさんの新商品」など

フリーソフトでは計算できませんが、楽らく栄養ちゃん2020(八訂)なら

簡単に食材登録もできます。

 

 

取説だけでは理解できない人は、Youtubeでチェックしてみてくださいね。

 

 

栄養価計算エクセル 楽らく栄養ちゃん2020(八訂)

 

 

皆さんの大切な「時間」!

楽らく栄養ちゃんで効率よく作業しましょう♪

 

 

 

 


ポスト お仕事のご依頼・ご質問等はコチラ からお願いいたします ポスト

Copyright © 管理栄養士・料理家・フードコーディネーター 柴田真希


レシピ・料理撮影・コラム執筆 商品開発・アドバイス セミナー・お料理教室・各種出演 フリーランス志望の皆様へ


Books



 無料メルマガ & 教材 & Youtube


 

  


 関連サイト


  ■YouTube

 

 ■facebookページ



 ■スタッフブログ
 ■facebookページ

 ■Instagram (インスタグラム)

 

  ■YouTube 

  ■facebookページ
 ■Instagram (インスタグラム)

  ■Twitter(ツイッター)


※当ブログの記事・画像の無断利用、転載を固くお断り致します。