ぐったりしていますが、お芝居です
フジテレビ系ドラマ「この素晴らしき世界」
上記しました通り、まだご覧になってない方はTVerでご覧いただけますので、ぜひ見ていただきたく。
普通の主婦が妙なことに巻き込まれます。
で、巻き込まれると言えばコレ。
巻き込み型のオムライス。懐かしいですね。でも、なんだか地味。
巻き込み型じゃないオムライスを初めて見たのは、伊丹十三監督の映画「タンポポ」。この中でオムライスを作るシーンがあるんですが、ここでフワトロの真ん中割りのオムライスが登場するんですね。なんでも監督の伊丹さんが考案し、日本洋食老舗の「たいめいけん」が作ったそうで、今ではこのスタイルのバリエーションが沢山ありますね。
「トロ」を外側にするか、内側にするかの違いだと思うのですが、今の僕の気分は内側です。
伊丹監督の逆転の発想には恐れ入ります。誰もやらなかったことを発見した功績は凄過ぎますね。
たぶんSNSの時代になって「栄え文化」の影響で、伊丹型のオムライスが尊ばれるようになっていますが、最初のインパクトがピークになってるものが多くなってしまったようなあと、シチューを掛けたり。チーズを掛けたり、上物に頼って、なんだか見栄えも高カロリー化してる。
見栄えも大事だけど、やはり最後は食べる人の「気分」を含む「味」です。
ひっそりと、目立たぬように、はしゃがぬようにしている巻き込み型のオムライスは、心が込められた味のような気がして気分が盛り上がります。型は古いがシケには強い!って感じ(本当に古い😱)。
どうです?
この巻き込み型オムライスのようなおじさん
と、それは冗談として
皆さんも、見た目に惑わされず、職人の拘りと、中身で勝負している味を探して、楽しんでください。↑ここのオムライスは、最高でしたよ!
平祐奈ちゃんと。ちゃっかりバエを気にして