ニラが取れました。
嬉しくって、つい走っちゃいましたよ!
夏の終わりに家族と農業体験してきました。
仲の良いご家族にお誘いしてもらって、とても楽しかった。
ニラ、ラッキョ、ニンニク、ツルムラサキなどなど、美味しい収穫をいただきました。
農場主の方たちには感謝。
採れた野菜は、僕のおすすめなマルちゃんのズバーンで食べます。
「これなに?」
ズルズルーーー
ツルムラサキが良い仕事をして、大地の香りとズバーンの脂っこさとの奇跡の融合。良い次元にお味が盛り上がりました。
農業は決してナメることの出来ない厳かな営みです。昨今は、様々な新しいアプローチもあります。スローフード、マクロビ、フードロスなどなど、自然食に関するリテラシーも高くなってきていて、うかうかしてられませんね。食べることも多様化してきているし、農業資本もグローバリズムと、ローカリズムが併存しています。何を選択し、どう身体に取り入れるかは、その人次第って時代です。ここも「自助」ですかね。
細かなことはわかりませんが、僕は「身体に聞く」という感じにしています。腹が減っても、単に腹が満たされれば良いということもないし、と言って食べたく無いものは食べたくない。幸い食いしん坊な僕はほぼ食欲が減退することはないので、その都度自分の身体に「何が欲しい?」って問いかけるようにしています。研ぎ澄ますとちゃんと声が聞こえるんです。
土を少しでもいじると、なんというか、食べ物に対して敬虔な気持ちが生まれます。で、結果その食べ物が美味くなる。て、結局食いしん坊の理屈ですな^_^
そうです、食べる自分が主役なんで、その主役を最大限に引き立てる食べ物を見つけるために、たまには土をいじると。で、最後は残さずにいただききる。
旅に出る時に、自分の旅を演出してくれる曲をサブスクで探すんですが、そうすると、自分にとって大事な曲が増えるんですよ。旅の間にその曲を何度も聴くんです。それと似てるんですよね、インプットの作業が。言ってみれば、自分の心を耕し、心の土を育てるようなものです。と、いつしか「忘れ得ぬ心」が出来る。死ぬ時のステキな走馬灯作りかな
今回の農業体験は間違いなく僕のアーカイブに入りました。そして、ここでいただいた収穫物のことは一生忘れないでしょうし、一生美味い!
普段野菜嫌いな息子がラッキョを生で齧ってた風景はホント最高だったものなー