ANAの機内誌に「翼の王国」があります。


そのなかに『おべんとうの時間』という人気コーナーがあって、これが僕は大好き。NHKの『サラメシ』とかもそうですが、人の弁当を見るのが好きなんですね。

これは次女の弁当。妻が作ったやつです。4月から高校生になった次女、もう高校生なんだし弁当ぐらい自分で詰めろよ!ってなもんですが、相変わらず人任せチュー


卵焼きに、金目鯛の粕漬けのほぐし身、豚肉とほうれん草の炒め、プチトマト、ご飯には梅ひじきふりかけ。最高でしょ爆笑


自分も高校生の頃は弁当持参でしたが、お母さんの弁当に文句言ったりして、生意気なもんでした。当然、作ってもいなければ、詰めてもいない。大馬鹿野郎です。今更ですが「お母さん、ありがとう!」



生活の息吹っていうんですかね、所帯じみていればいるほど「お弁当」は良いんですよね。昨今はキャラ弁とかそういうのが流行ってますが、そういう洗練や、人様の視線に対する意識はあまり突き詰めなくていいんじゃないかな。作るの本当に大変だし。ただそこに在る生活そのままで「映え」ですしね。無理に飾る必要はない。


きっとキャラ弁などの豪華な弁当はフィクションのドラマなんだと思います。一方、普通の″生活弁当″はドキュメンタリー。毎日の、″仕方なくそこに在る物″をそのままにいただく。写真のお弁当からは母親の優しさだけじゃなく、怒号のようなものまで聞こえてきませんか?「いつまでグズグズしてんの!!」とかグラサン4月から始まった学校の新生活のドキドキとか、ふわふわとか。覗き見るようです。


以上、マキタ家の「おべんとうの時間」でした〜