故郷の山梨でロケをしました。


ど地元の山梨市を探訪する今回のロケ、思い出が溢れ出て止まりませんでした。ちゃんと番組になったのかしらガーン不安になります。


オンエアはちょっと先になりますが、どこにでもあるような誰かの故郷物語をぜひご覧ください。全国的にはこちらマキタ係長でご覧いただけます。



さて、山梨といえば、マグロの刺身です。

駅前の歩成(ふなり)さんでいただきました。メジマグロですが、よく選んだお味で大変美味しかった。

以前もこちらに記しましたが、山梨県民はみんなマグロが大好き。刺身=マグロですし、スーパーに行っても鮮魚コーナーはほぼマグロ一色といって良いほど。需要が偏っている理由をおさらいすれば、要は″海が無いから″です。


僕はそんな山梨が「ダサい」と思って嫌いだった時期がありました。厳密には、嫌いというより、低く見積もってバカにしていたという感じ。「なんで山国で刺身なんだよ(笑)」みたいな。


でも、今はそんな他所から見たら″変な山梨″が大好き。【マグロが名物!】で良いんだと胸を張って言えます。

いずれ、僕はこの「山梨のマグロ」を本当に名物にしたいと思っています。



さて、そんな僕がこの度小説を出します。発売は3月22日から。タイトルは『雌伏三十年』。雌伏(しふく)とは、″世に出るまで耐え忍んでいた期間″みたいなこと。天下の文藝春秋社から出します。僕の自伝的内容で、山梨時代から東京、人間から芸能人、個人から社会、孤独から家族といったなかで、七転八倒しながら辿ってきた人生を、面白おかしく書きました。


帯はなんとアノ林真理子さん。同郷の大先輩にして、天才作家です。ありがたい。


雌伏三十年をぜひよろしくお願いします!