12月2日(月曜)雨

朝イチで恵比寿。ドラマの撮影。

人気ドラマシリーズの正月放送のロケ。

3シーンほど。あっという間に撮り終える。

急ぎ自宅へ。ツインズらは今日休み。うち一人を車で病院に連れて行く。「大雨、双子、自転車、一人は診察有り、一人は診察無し」という条件で通院させるのは至難の技。こういう”個別の事例”は「自己責任」に帰するらしい世の中。が、うちは都会で暮らすザ・核家族。妻一人のワンオペではやがて気が狂う。なので、私に出来ることは「一旦帰る」なのである。

12時半、午前の診察時間終了間際ギリギリで間に合う。

帰りに、駅前に出来た、とあるチェーン店系食堂でメシ。
「子供が作っているのか?」と思うほどの”あどけない味”、全く統率の取れていないオペ。稽古不足で幕が開いた感がすごい。

帰宅。
「ザ・カセットテープ・ミュージック」の2h特番をチェック。
ゲストはなんとGLAYのTAKURO氏。


聞けばトレンド入りすることまではいかなかったが、なかなかの評判だった様。「視聴率」という指標は大勢の人を食わせるには適している原子力みたいなものか。一方この番組は風雨力発電とか地熱利用みたいなやつだと思う。

TAKURO氏は、同じ音楽分析番組なら、本来は「関ジャム」に出るべき人だろう。でも、こちらに出た。あちらはHISASHI氏に任せたということらしい。なんと粋な。
「シティVSアーバン」という問題提起をしていったところが番組的には一番のホットポイント。私や、スージー鈴木さんが考えていたポイントと重なるところがあり、収録しながら相当に興奮した。

夕方、赤坂TBSへ。「東京ポッド許可局」収録。二本録り。

嬉しい番組見学者あり。
お土産に「ひよこ饅頭」。相当なヘビーリスナーである。



収録後、別番組打ち合わせ。
その後メルマガ収録。


TAKUROさんの問題提起を受けて「シティとアーバン」について。シティvsアーバン遊びを考える。例えば…
コットンのボタンダウンは「シティ」でも…
サテンの開襟シャツは「アーバン」とか。
(サテン地のいい感じの開襟シャツ画像見つからず)



urbanの本当の意味とは違っているのが日本語の「アーバン」の面白いところ。都会的という意味の言葉なのにどこか野暮ったいイメージがついている。時代と寝て置き去りにされた言葉だからだと思われる。

杉山清貴&オメガトライブや菊池桃子を育てたトライアングルプロダクションの藤田浩一氏→作曲家、林哲司のラインが「アーバン」的な音を作っていたと個人的には踏んでいる。特に藤田氏は国産の湿度の高いポップスを指向していて、林哲司氏にそういう方向で発注していた証言がある。意図して、遠心力を生むジェネリック版のシティポップスを作っていたのだ。




帰宅。また頭痛。
風呂に入り、早めに布団にもぐり目を閉じる。