11月20日(水曜)曇り時々雨(富山)

JTフォーラムIN富山。

富山は「ここは退屈迎えに来て」のロケで来て以来。あの時は飛行機でやって来て、ホテルに夜入り、明け方から撮影、ロケ場所を移動しつつ、撮影をアップしたらすぐまた空港へ移動、そのまま帰京しただけ。つまり富山のことは知らないに等しい。

自分が出来ることはどこの地方でもある一般的な問題をネタにしゃべること。それでは申し訳ないので、ギターを持ってネタや歌を歌いつつ、講演させてもらう。

噺家さんならば、例えば古典落語をやって、人を、あるいは社会を語ることもアリかもしれない、でも私にはそんなことは出来ない。なので自分という人間を晒すことにした。

まず、室井卯月さんのトークショー。

終わりで私の出番。
Durbanでしつらえたスーツ。



30分という時間をどう使うか。堅っ苦しい話よりもひとまずネタをということで、オトネタから入る。
思いのほか暖かいお客さんで、ちゃんと要所要所で笑っていらっしゃる。嬉しい。



ネタ終わりで自分語り。
本日のテーマは「頑張らないと親に似る」。地方活性化とか、富山に人をどう呼ぶかとどう関係あるかはわからないが、脱線しつつ、イヤ、というかほぼ脱線ばかりだが話きる。
最後は「普通の生活」を歌い、5分オーバーの講演芸を終える。




その後はシンポジウム。
富山駅周辺開発協同組合理事長の白倉さんがすこぶる面白い。硬軟織り交ぜ、というか時折、往年のケーシー高嶺さんのような話芸が光り、私はそれに乗っかりつつツッコミつつ楽しく話すだけ。
白倉さんのことは、今後”富山の師匠”と呼びたいぐらいであった。

「地元の人がハッピーにしてなきゃ。」

とは室井女史の言葉。多いに納得。





お世話になった方々と別れ、帰京へと向かう。

新幹線車内ではいただいた「鱒寿司」。
美味。


帰宅後、妻とお土産を広げ、軽く一杯。


ありがとう富山。また帰ります。