7月24日(水曜)曇り

ツインズ送り、妻と。

乃が美の食パンで朝めし。これはたしかに噂通りの甘さと、モチモチ感。

昼、NHKへ。ビットワールド収録。
自分のコーナー「戦慄のバケバケ団」。収録3回目にして、ようやく形が見えた。ますます面白くなりそう。

終わりで矢来町へ移動。新潮社へ。

ヤマザキ マリさんとの対談。

あの「テルマエロマエ」のヤマザキさん、今まで二度ほど仕事でご一緒したが、ユニークな食癖、というか、揺るぎない自分なりの食べ物に対する価値観をお持ちで、それらをまとめたエッセイ集「パスタぎらい」が面白い。

私は日頃から、高い、低い、美味い、不味いという縦軸、横軸だけにとらわれない自分の価値観を模索している。人からは悪食と言われるけど、星の数とか、どれだけ高級店を知っているかとか、やっぱり有名店は凄いとかいう価値観に縛られないでメシを食いたいのである。
自分の腹と、食べる自分の背景をスケッチ出来れば、人に与えられたストーリーに左右されないでも「美味いメシ」は食える。
ヤマザキさんは、その意味での先達。生い立ちや、そのエネルギッシュな人生から来る“食観”に感動する。
対談していると、ヤマザキさん自体がジュージュー音を立て、照り照りに輝き、香ばしい香りがしてくるかの様。ブヨブヨ麵のナポリタンの話をしていてもそれが美味しそうで、たまらなく食いたくなった。

ところで、対談場所の「新潮社クラブ」は、かの文豪たちが集い、またカン詰になったところだという。とても名誉な場所で、かなり馬鹿馬鹿しい、だけど、生命力のあるお話をさせてもらえてありがたかった。

場所を移動して近くの四川中華で乾杯。まだまだ話を続けた。

帰宅。
夜10時過ぎからとなったが、かかりつけの整体師さんに家族を20分ずつほど見ていただく。



ちょっと文豪風に。