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サンボマスターを最初に見た時のショックは今も忘れられない。

直感的に「これは演芸だ!」って思った。分かりづらいかも知れないけど、大音量の、ロックの、演芸。笑いを目指してるわけじゃないけど、新たなタイプのボーイズ物だと。

山口くんは、エルビスプレスリーが、ジェームスブラウンがそうだったように、音が鳴り出すと、音楽の神様の指令で、DNAのなかにあった音楽細胞が勝手に騒ぎ出してる感がある。月を見て狼男になっちゃうように、自分の意思ではどうにもならないものが身体の内側で爆発してしまう、あの感じ。
度を超した道化ぶりに、思わず笑ってしまうが、彼らの奏でる音楽によって、こちらもいつの間にか人造音楽人間に変身してしまっている。サンボは、スイッチを押してくれる。そのスイッチを押されると、みんなキラキラしちゃう。


かっこよかった。


僕はサンボマスターのせいで、音楽をやめずにいます。本当、おかげさまです。ありがとうサンボマスター!